写真屋時代のウラ話 2 | Shepherdmoon Photography

写真屋時代のウラ話 2

 前回、デジタルプリントとアナログプリントの違いについて


 長々と書きましたが




 書き終わった後で思い出したことがあるので


 ちょっと追加情報として書いておきます。




 別に自分はデジタルプリントでも気にしない、という人も多いと思いますが


 「でも、色合いやコントラスト、明るさにはこだわりたい」と考えていて


 フォトショップなどのグラフィックソフトで自分の写真に


 色調整を施している人もいるでしょう。






 あるいは、「撮影したそのままの色合いでプリントしたい」と考えている人も。






 で、自分のイメージどおりの色合いに整えた画像データを持って


 写真屋さんでプリント注文をするわけですが





 ここで、ちょっと慣れた人なら


 「色補整は無しでお願いします」と、お店のスタッフに


 カラーバランスや濃度を変えないように依頼すると思います。





 でも、実際に仕上がったプリントを見て、


 なんかちょっと違うなぁと感じたことはありませんか?





 こんなにクッキリしてたっけ?とか。









 実は、ほとんど知られていないことですが




 業務用の銀塩プリンターは


 「自動補整」機能により


 店員が手動で色補整しなくても、ある程度は自動的に(勝手に)


 色補整を掛けてしまうのです。





 ボクの経験上、ホワイトバランスが適性なら


 カラーバランスはそれほど変わらないようですが


 パッと見の鮮やかさを出すため(素人ウケ狙いのためと考えられます)


 コントラストを強めてプリントする傾向があるようです。





 そのため、意図的に淡い感じとか柔らかい感じに撮った写真なのに


 ヤケに濃淡がハッキリしちゃって不本意な仕上がりに・・・なんてことも有り得ます。







 しかし、実はこの「自動補整」、オフにすることができるのです。




 それをやったとしても、わずかながら補整は働いてしまうらしいという話を


 聞いたこともあるので断言はできませんが





 自動補整をオフにしてプリントしてもらえば


 より元々の色合いに近い仕上がりになると思います。






 ただ、パートさんに任せっきりにしているようなお店の場合、


 「自動補整をオフにしてくれ」と頼んだところで





 「・・・え?」





 って感じでポカーンとされてしまう可能性が高いです。





 オフにすることが基本的な作業として想定されていないため、


 スタッフに教えられていない場合が多いと思われるからです。





 プリンターの機能を熟知していそうな、


 しっかりしたスタッフ(できれば社員)が対応してくれる


 お店の方が無難でしょう。





 今回の記事は、業務用銀塩プリンターとして


 最も多くの店で採用されているであろう


 フジフィルム製の「フロンティア」を基準にお話しております。


 ボクの当時の勤務先でもそうだったし。




 銀塩プリントって何ぞや、って話になると


 長くなりすぎるので割愛させていただきます。








 それにしても、こんなこと書いちゃうと


 「余計な知恵つけさすな」って


 写真屋で働いている人たちに嫌がられるかな?〈笑〉




 でも、お客様が満足を求めて依頼してくるなら、ちゃんと応えないとね。








 ・・・あ、コントラストが


 自動的に強くなるってことを逆手にとって


 敢えてコントラストを弱めたデータをつくって


 プリント注文するっていう手もありますよ。


 加減が難しいですけども。







 以上、プリントの色合いにこだわる人は参考にしてください。








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