又兵衛桜を撮るなら。

前回の記事、又兵衛桜の写真に対して
たくさんのコメントありがとうございました。
あれだけ素晴しい桜ともなると
ボクのカメラのしょぼいレンズと拙いウデで撮った写真でも
それなりに迫力が伝わるようで、朝早く撮りに行った甲斐がありました。
来年は自分も見に行きたい!と思われた方もいらっしゃるかもしれませんので
ひとつだけアドバイスを記しておきます。
作品としての写真を撮りたい方は
とにもかくにも朝早く行くこと!
これに尽きます。
なぜかというと、日が高くなるにつれ
一般の見物客が増えてきて、桜の周りをウロウロするようになり
写真の構図の中に人が入ってしまうからです。
とはいえ、別に桜の周囲が立ち入り禁止になっているわけではないので
そういう人たちを制止する筋合いは誰にも無く
カメラマン側が、人のいない時間帯に撮るしかないのです。
桜が咲く4月上旬の奈良県の日の出は午前5時半ごろ。
その30分前には薄明るくなり始めるので
5時前には到着して撮影の場所決め・場所取りを済ませて
三脚を立てておきたいところです。
ボクの場合、愛知県豊田市の自宅から奈良県宇陀市の現地まで
所要時間を2時間強と想定し、午前2時半に出発しました。
時間とお金に余裕がある人は、前日から近くに宿を取る方がいいでしょうね。
ほぼ予定通り、午前5時ごろに到着したのですが
又兵衛桜の目の前にある駐車場に来てみたら、
なんとすでに20台くらいのクルマが停まっているじゃ~ありませんか。
おそるべし、写真愛好家の情熱。
又兵衛桜の周辺の駐車料金は、だいたいどこも500円のようです。
写真愛好家のあいだで年々過熱しているらしい又兵衛桜の人気に対応してか、
午前5時の時点で、すでにシッカリと係員が誘導をしているじゃ~ありませんか。
おそるべし、民営駐車場の情熱。
まぁ、稼ぎ時は1年のうち、
桜が咲いている1週間くらいのもんだろうからなぁ・・・。
又兵衛桜の所在地は、宇陀市のホームページで確認できます。
⇒ こちら です。
早く行けば、桜の目の前にある駐車場に停められますが
遅くなると、それだけ桜から遠い駐車場に停めて歩くか、
長時間にわたって順番待ちをするしかなくなります。
撮影目的ではない一般の観光の人も、朝のうちに行った方がいいでしょう。
日中の混み具合はモノスゴイらしい、との情報もありますので・・・。
(ボクは混み始める前にさっさと帰ったのでよく判りませんが。)
それと、このあたりの朝はけっこう冷え込むようです。
ボクが行った日の最低気温も4℃。
夜明け前は特に気温が下がることが多いですから
真冬のような厚手のものでなくてもいいので、上着を携行しましょう。
先ほども書きましたが、又兵衛桜の周囲は特に立ち入り禁止にもなっておらず
目の前まで近づいて撮影できますので
レンズは広角から望遠まで、幅広く揃えていった方が楽しめると思います。
ただし、近づけるといっても
写真愛好家どうしの遠慮からか、日の出からしばらくの間は
みなさん、桜からある程度の距離を取って撮影していました。
又兵衛桜を見に行った人のブログなどを拝見すると
場合によっては、むやみに桜の目の前をウロウロすると
「どいてくれ~~」とカメラマンから声を掛けられることもあるようです。
一人一人が譲り合いを忘れず、
桜に近づいて撮るときはなるべく手早く何枚か撮って
済んだらすぐに離れる、などの気遣いをしましょう。
最後に、あくまで個人的にではありますが
又兵衛桜の撮影でオススメのポジションを。
夜明け前の時間帯なら、
日の出とともに赤みを帯び始める東の空をバックに撮れる
桜の西側のポジションがいいと思います。
そのポジションから撮ったのが、前回の記事の1枚目の写真。
他のアングルを狙うのは、もっと明るくなってからでいい。
ボクが現地に着いたとき、すでにたくさんのカメラマンが来ていましたが
みんな桜の正面に陣取っていて
西側には誰もおらず、ボクはゆうゆうとじっくり好きな場所を確保できました。
(その後、徐々に何人か集まってきましたが)
勿論、明確な狙いがあって正面に立つのならいいのですが
みんながいるから自分もそこに行く、というのでは面白くない。
せっかく早起きしたのなら、それを活かせる撮り方を考えたい。
ボクが行った日は、日の出の時間帯に雲が多すぎて
空が充分に染まらず、たいした写真にはなりませんでしたが
運良くキレイな朝焼けに恵まれたら、ドラマティックな作品が撮れるかも。
以上、ご興味のある方はぜひ来年、挑戦してみてください。
今年は震災の影響で夜のライトアップは中止となりましたが
来年以降は再開されるかもしれませんので、それも楽しみです。
それにしても、午前2時半から活動していると
1日がそりゃもう長いです・・・〈笑〉
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