シェパード中国物産家畜診療所のブログ

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徒然なるままに、牛のこと、エサのこと、農家さんのことを書いていきたいと思います・・・

お久しぶりです。

シェパード獣医師の戸田です。

 

今回は2泊3日と短めの巡回日程でした。

しかし、移動距離はいつもより長めでした(笑)。いつも同行してくださる営業の小山さんには感謝感謝です。

今回はとある牧場で隔離されていた起立難渋の母牛を診察しました。

 

部屋の外から見ても分かるほど目がくぼんでいます・・・。

指先が入りそうなポケットができてしまっています。重度脱水です・・・。

牛が座っている周囲を見てみるとあまり動いた痕跡がありません。

乗駕による腰椎損傷が起立難渋の原因でしたが、立つことが難しいので、飼槽や水槽まで移動することも困難だったものと思われます。牛が立てなくなってしまったら、やはり「座ったまま飲み食いできる環境」を整えてあげることが必要です。バケツやふろおけなどを利用してで顔の近くにエサや水を置けば、座ったままで飲み食いできるようになります。そうすればエネルギーを補給しながら体力の回復に専念してもらえます。

 

肺炎などの消耗性疾患については「いかに牛を楽をしてもらうか」という観点も大切です。

ゆっくり休んで回復を目指してください!!!!(^^)!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お疲れ様です。シェパードの藤﨑です。

遅くなりましたが本年もよろしくお願いいたします。

 

今年の冬は暖冬で暖かい日も多いですね。

出張前は、鹿児島は暖かい日が多いけれども中国地方は寒いかなと思い、

上着を多めに持参したのですが、鹿児島とあまり変わらず巡回中は温かく過ごせました。

しかし、農家さんと話していると明日、明後日には-7℃になるとの予報も出ており、

寒暖差が激しい日々が今年は多い状況です。

 

この寒暖差の影響からか哺乳期から育成までの下痢が多いように感じられます。

牛床が冷えるとお腹が冷えるので、床替えをお願いするのですが、総入れ替えするのもなかなか大変ですよね。

そこで総入れ替えが厳しい場合には、床材の継ぎ足しをお願いしています。

継ぎ足すする場所も牛床全体に厚くできれば最も良いですが、

飼槽と反対側の牛がいつも寝ているスペースにだけ厚めに床材を継ぎ足しても効果があります。

これは冬場の寒さ対策ですので、春から秋はコクシジウム等が問題になりますのでお気を付けくださいね。

天気予報で翌日寒い日などは、前日に継ぎ足ししておくといいですね。

一日でも早く、寒暖差がなくなればなと思います。

 

 

 

 

 

暖冬ですね!

今回は広島、岡山、山口を訪問いたしました。

1月なのに珍しく雪はあまり積もっておらず、「今年は本当に暖冬だ」と農家さんもおっしゃっていました。

地域によっては積雪が激しい箇所もありますが、今回の巡回先は雪を見る機会はすくなかったです。

 

 

そんな暖冬であっても寒さ対策は必要です。

特に子牛!成牛と違って皮下脂肪は少ないし、ルーメンが未発達なので発酵熱は期待できないし、筋肉量が少ないから産熱量も少ないです。ネックウォーマーをつけたり、ジャケットを着せたり、ヒーターをつけたり、冷気が入らないように仕切りをつけたり・・・

やることはいっぱいです!

 

でも、一生懸命つけたジャケットが無残にも床に転がっていたら・・・

それはそれはせつないですね(泣)

 

子牛のため!そんなことがあってもめげずにがんばっていきましょう!!

寒冷対策はDGの改善や下痢予防、免疫力低下予防など、発育をよくし疾病を未然に防ぐために大切なことです。

できることからやってみましょう。

 

シェパード 戸田克樹