誰しも最初は戸惑ったり不安だったりしますよね・・・
彼女にも「次は行くからね」と心の準備はさせておいたんですが・・・
いざ目前まで行くと「やっぱり入りたくない
」と駄々をこねます![]()
私も引くわけにはいかないので、あれやこれやなだめて透かして・・・
入ってしまえば、こちらの物![]()
持ち上げて持ち上げて・・・慣れて来たのか次第に彼女の方が積極的に![]()
中で一度では満足せず「もう一度
」と二回目を要求します![]()
確かに中で二回・・・ダメじゃないですよ![]()
前回書いた様に、クランクは中で二回曲がりますが、二回ともちゃんと安全確認して
切りかえしても減点なしですから![]()
「とにかく後ろ(後輪)が通れるように曲がろう。前は何とでもなりやすい。」ってわ
ざと大回りすることを教えますから![]()
はい、ここまでは釣りと前回の締めのクランクの通り方っす![]()
教える事は無いけど「ここでハンドル一杯まで回すと曲がれる」って言うポイントも
あるので、実際クランクは何とでもなるもんなんです![]()
問題はS字コース![]()
見えないタイヤを見えない道で考えるんですからねぇ・・・![]()
特に左折で入る場合は一層狭さを感じるようです。
私「さあ、初体験のS。先の事は考えずに入り方だけ考えよう」
A子さん「こんな狭い所に入れるんですか
」
私「もちろん。じゃ少し先にある交差点を見てごらん。あそこを左折しろと言われて
狭く感じるかな
」
A子さん「慣れたので、それほど狭いとは・・・」
私「あの交差点を左折する時には、普通はセンターラインから左の自車線だけで曲が
るよね
その幅とSの入り口の幅って同じだよ」
A子さん「えっ
とても見えません
」
一般の人は知らなくても良いですが、教習所(当然、公安委員会もですが)のコースに
は基準があります。
S字・クランクコースの幅は3.5mで周回コースや幹線コースの車線の幅も3.5mなんで
す。
さらに、うんちくを言うと・・・
コースには「浮きコース」と「沈みコース」があります。
沈みコースでは道の両側に縁石が積んであり、車輪が道をはみ出すと接触します(接輪
ですね)。
浮きコースだと道の両側は縁石が同じ高さで敷き詰めてあり、タイヤが道からはみ出
ても車に振動はありません(厳密には減点・中止対象ですが、見逃されることも
)。
実際にはタイヤが縁石を踏むと分かるんですが・・・教習生は分からないでしょう
ね。
見た目も沈みコースは狭く感じますよ、縁石に圧迫感があって。
で・・・たぶん教習所は浮きコースがほとんどでは![]()
あ・・・いつもながら横道に・・・![]()
私「入口の左折、中でカーブを二つ曲がって出口で左折。四つに分けてみると今まで
走った道の応用だよ
」
私「練習は必要に応じて出口までで何回か止まる時もあるけど、検定の時には出口ま
で車がいなくなるまで待って途中で止まらなくて済むようにね
」
A子さん「途中で止まったらダメなんですか
」
私「危ないと思ったら止まらなきゃ。でも止まると分かり難くなるからね。後ろはど
んなに待たせても良いから入り口の手前で止まって、前の車が出るまで待つのが一番
」
そう、途中で止まらない方が失敗しにくいんです![]()
中途半端ですが・・・今回はここまでで![]()
焦らしのテクニックや放置プレイの様な戦術じゃないっすよ![]()