目を開ける力が弱いか気になる場合は、鏡の前でいくつかの状態を確認してみることができます。

「目を開ける力が弱い」という状態は、診療では眼瞼下垂と呼びます

目を開けるたびに額に力が入ったり、普段より目が開きにくくなったように感じたりすることがあります。

 

患者様はこのような状態を「目を開ける力が弱い」と表現されますが、診療では同じ状態を眼瞼下垂(まぶたが下がった状態)と呼びます。

 

表現は異なりますが、指している状態は同じです。

ただし、「目を開ける力が弱い気がする」という感覚だけでは、それが筋肉の力によるものなのか、それとも別の原因によるものなのかまでは判断できません。

 

そのため、まずはその状態を推測する参考となる見た目の特徴を整理してみる必要があります。

 

今回は、目元整形を専門的に行うシウォン整形外科が、目を開ける力が弱いかどうかを鏡の前でどのように確認できるのかについて詳しくご説明します。

目を開ける力は、何によって決まるのでしょうか

目を開ける動きは、上まぶたを持ち上げる筋肉が担っています。

この筋肉が十分に働いている場合は、大きな力を入れなくても目を開けたときに黒目が自然に見えます。

 

一方、筋肉の力が弱くなると、同じように目を開けてもまぶたが十分に上がらないことがあります。

 

このような場合、体は不足している力を別の方法で補おうとすることがあります。

額の筋肉に力を入れ、眉を持ち上げながら目を開ける動きもその一つです。

 

自分では意識していないのに、普段から額に力を入れて目を開ける癖がある場合には、目を開ける力そのものを確認してみる一つのサインになります。

鏡の前で確認できること

鏡を見るだけで眼瞼下垂かどうかを確定することはできませんが、いくつかの状態を観察することはできます。

 

次の5つを順番に確認してみてください。

 

目を開けるとき、額に力が入っているか

目を開ける動きと一緒に眉が上がっているか

黒目の上側が、まぶたによってどの程度隠れているか

左右の目の形に違いがあるか

朝よりも午後のほうが、目が下がって見えるか

 

鏡の前で、目を開ける力を確認する参考となる5つのポイントをまとめました。

 

このような状態は、目を開ける力を推測するための参考になります。

ただし、鏡で確認できることはあくまで参考であり、「このように見えるから眼瞼下垂です」と断定できる基準ではありません。

鏡で見える状態と、診察で見分ける原因は異なります

鏡の前で目が下がって見える原因は、一つではありません。

目を開ける力そのものが弱い場合もあれば、まぶたの皮膚がたるんで目の上にかぶさっている場合、または眉の位置が低いためにまぶたが押さえられて見える場合もあります。

 

鏡で見える状態と、診察で区別する原因はそれぞれ異なります。

 

この3つは、鏡を見るだけでは区別できません。

目を開ける力が弱いのか、皮膚がかぶさっているのか、眉の位置によるものなのかは、実際に目の状態を確認して初めて判断できる部分です。

診断によって、手術の方向も変わります

この区別が重要なのは、原因によって手術の方向が異なるためです。

目を開ける力が弱い目の場合、二重ラインをつくるだけでは、期待していたほど目元がはっきりしないことがあります。

 

二重ラインをつくることと、目を開ける力を調整することは別の手術です。

 

目を開ける力が弱いのか、皮膚がかぶさっているのかは、実際に目を確認して判断します。

 

二重ラインをつくる手術と、目を開ける力を調整する手術は別のものとして考えます。

 

 

 

すでに目を開ける力を調整する手術を受けたことがある方は、関連する記事もあわせてご覧いただくと参考になります。

よくあるご質問

Q1. 鏡で見たときに眉が大きく上がっている場合、目を開ける力が弱いのでしょうか?

眉が上がっている状態は、目を開ける力を確認する参考にはなります。

ただし、それだけで目を開ける力が弱いと確定することはできません。

 

額に力を入れる癖によるものなのか、実際に目を開ける力が弱いために起こっているのかは、目の状態を直接確認する必要があります。

Q2. 左右の目の形が違う場合、片方だけ目を開ける力が弱いのでしょうか?

左右差がある場合は、確認しておきたいポイントの一つです。

ただし、原因が片方だけにあると断定することはできません。

両目を一緒に確認し、比較することで正確な状態を判断します。

Q3. 午後になると、より目が下がって見えることにも意味がありますか?

時間帯によって目元の見え方が変わると感じる場合には、参考になる情報の一つです。

 

ただし、それだけで原因を判断するのではなく、他の状態とあわせて確認することが大切です。

Q4. 二重整形だけでも、目元ははっきりしませんか?

目を開ける力が弱い状態では、二重ラインだけをつくっても期待したほど目元がはっきりしない場合があります。

 

実際に目を確認し、目を開ける力がどの程度なのかを判断したうえで、それに合った方向を決める必要があります。

目を開ける力が、時間帯によって違って見える理由

目を開ける力は、一日の中でも違って感じられることがあります。

朝よりも午後のほうが目が重く感じたり、まぶたが下がって見えたりすると話される方もいます。

 

これも、鏡の前で確認できる参考ポイントの一つです。

鏡を見るたびに目が下がって見えることが気になり、その原因が分からず悩んでいた患者様のお気持ちに、シウォン整形外科は深く共感しています。

 

当院では、鏡で見える状態だけで結論を出すことはありません。

1対1のカウンセリングを通して実際に目の状態を確認し、目を開ける力・まぶたの皮膚・眉の位置をそれぞれ客観的に分析します。

 

二重ラインをつくることと、目を開ける力を調整することを明確に区別し、それぞれの目に合った方向をご案内できるよう、誠実に診療してまいります。