手術前 2021.04.05

 

術前の写真

術前の写真

術前の写真

 

他院で10年ほど前に切開法二重手術と目尻切開を受けられたあと、形的な部分に不満が生じ、それを改善するためにご来院された患者様です。

 

目尻切開の場合、コの字に変形され、切開の効果も少なく、目尻が上がっている状態でした。二重瞼の場合は、再手術の必要はないと判断されたため再手術はお勧めいたしませんでした。

 

10年前に受けられた目尻切開が変形し、発生頻度が極めて高い副作用である「コの字変形」が観察されます。また、切開効果が足りず、目尻の傾斜度が非常に急な角度を見せています。

 

目尻を確実に下げて、コの字型を矯正させるために、目尻切開再手術を行いました。

目尻切開再手術のみを行うと、切れ長の目になる可能性があり、タレ目形成を一緒に行うことをお勧めいたしましたが、患者様は目頭切開再手術のみをご希望されました。

 

それで、一般的に行われる骨膜固定方式ではなく

横に切れ長にならないよう、より確実な方法である

骨固定方式で手術を行いました。

 

 

 5週目の経過(2021.05.15)

 

術後5週目

術後5週目

術後5週目

 

骨固定方式の目尻切開再手術を通して、コの字型変形が大幅に改善されました。

術後5週目の写真で、手術部位に微かに赤みが残っていますが、これは時間が経過すると回復されると思われました。

 

45度角度で見た時、急な傾斜で上の方に位置していた目尻が下にさがっていることを確認できます。

 

骨固定方式を通して目尻を下げ、コの字に変形されていた目尻の形を理想的な形に矯正しました。

 

二重手術と同時に行われる頻度が高い手術は目つき矯正、近年では切開手術です。手術が行われる頻度が増えている分、効果が足りない。又は副作用でご来院される患者様も増えている傾向にあります。

 

切開の再手術を行う前に、患者様のニーズを把握して目の状態を正確にチェックすることが非常に大事だといえます。

 

切開術はそれぞれの目に一番適切な方法で行われるとき、一番満足できる結果を引き出せる手術だと言えます。

 

患者様から送っていただいた手術前の自撮り画像です。

患者様から送っていただいた手術から4週目が経過した時の自撮り画像です。

 

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