欧米人の目にはあまり見られなく、東アジア人から良く観察される解剖学的構造物である内眼角贅皮（Epicanthal fold）は′蒙古襞（Mongolian fold）'という名で広く知られています。
蒙古襞は目がきつく見えたり、険しく見えることに影響し、美容上の目的で蒙古襞整形術を考慮されることが多いです。
蒙古襞を改善する蒙古襞整形術は二重皮弁術方法の目頭切開時に同時に改善できるため、近年では目頭切開で蒙古襞まで改善させる。といった事例が増加する傾向にあります。
目頭切開再手術、目上切開、目尻切開、タレ目形成 前
目頭切開再手術、目上切開、目尻切開、タレ目形成 前（20.03.18）
目頭切開再手術、目上切開、目尻切開、タレ目形成 前（20.03.18）
目頭切開再手術、目上切開、目尻切開、タレ目形成 前（20.03.18）
10年前に二重手術と同時に目頭切開を受けたにもかかわらず、蒙古襞は改善されず、
むしろもっと鮮明に残っている状態です。また、既存の目頭切開により内眼角間の距離（Intercanthal distance、目と目の間の距離）が狭く（34㎜）なった状態です。
あわせて、目の横幅が狭く、全体的にきつく見える印象の改善をご希望されておられました。
目の周辺の皮膚が厚いタイプで、目尻切開とタレ目形成の効果が平均より低いと予想される状況でした。
目頭切開再手術、目尻切開、タレ目形成手術プラン
目の距離が近く、蒙古襞が濃かったため、目の距離をこれ以上狭めない線で蒙古襞を改善することが重要でした。目の距離の変化を最小限に抑えるために軸回し方式の目上切開と目頭切開が必要でした。
目尻切開では目の横幅を増加させ、タレ目形成を通しては強膜（白目）の露出度を増加させて全体的にきつく見えるイメージを改善させることを目標にしました。
目頭切開再手術、目上切開、目尻切開、タレ目形成 後
目頭切開再手術、目上切開、目尻切開、タレ目形成 3週目の経過（20.04.08）
目頭切開再手術、目上切開、目尻切開、タレ目形成 3週目の経過（20.04.08）
目頭切開再手術、目上切開、目尻切開、タレ目形成 3週目の経過（20.04.08）
目頭切開再手術、目上切開、目尻切開、タレ目形成を行ってから約3週が経過した写真です。
目頭切開と軸回し目上切開を通して既存の目頭切開後により酷くなっていた蒙古襞が改善されたことを確認できます。
目尻切開を通して目の横幅を増加させました。またこれと同時に外眼角傾斜度を変化（目尻の高さ調整）させてより大きく柔らかい感じの目つきへと変化しています。
タレ目形成を通して下眼瞼の傾斜度を緩やかな曲線形態に変化させて、強膜の露出度を増加させ、きつく見えていた目つきが大きく清々しい目つきへと変化したことを確認できます。
目頭切開再手術、目上切開、目尻切開、垂れ目形成
術前（20.03.18）→ 手術後（20.04.08）
10年前の目頭切開後、蒙古襞が改善されず、より酷くなってしまっていた部分が軸回し方式の目上切開と目頭切開を行い、確実に改善された部分を確認できます。
目頭切開再手術、目上切開、目尻切開、垂れ目形成
術前（20.03.18）→ 手術後（20.04.08）
タレ目形成では、下眼瞼の傾斜度を緩やかに調節したあと、強膜の露出度もまた増加し目がより柔らかく、清々しい形態に変化しました。
目頭切開再手術、目上切開、目尻切開、垂れ目形成
術前（20.03.18）→ 手術後（20.04.08）
目頭切開再手術、目上切開、目尻切開、垂れ目形成
術前（20.03.18）→ 手術後（20.04.08）
目頭切開再手術、目上切開効果
目頭切開再手術、目上切開、目尻切開、垂れ目形成
術前（20.03.18）→ 手術後（20.04.08）
目頭切開再手術、目上切開、目尻切開、垂れ目形成
術前（20.03.18）→ 手術後（20.04.08）
目頭切開再手術、目上切開、目尻切開、垂れ目形成
術前（20.03.18）→ 手術後（20.04.08）
目頭切開再手術、目上切開、目尻切開、垂れ目形成
術前（20.03.18）→ 手術後（20.04.08）
目頭切開再手術、目上切開、目尻切開、垂れ目形成
術前（20.03.18）→ 手術後（20.04.08）
目尻切開、タレ目形成効果
目頭切開再手術、目上切開、目尻切開、垂れ目形成
術前（20.03.18）→ 手術後（20.04.08）
目頭切開再手術、目上切開、目尻切開、垂れ目形成
術前（20.03.18）→ 手術後（20.04.08）
目頭切開再手術、目上切開、目尻切開、垂れ目形成
術前（20.03.18）→ 手術後（20.04.08）
目頭切開再手術、目上切開、目尻切開、垂れ目形成
術前（20.03.18）→ 手術後（20.04.08）
目頭切開再手術、目上切開、目尻切開、垂れ目形成
術前（20.03.18）→ 手術後（20.04.08）
目頭切開再手術、目上切開、目尻切開、垂れ目形成
術前（20.03.18）→ 手術後（20.04.08）
今回の症例の場合、目の周りの皮膚が厚い方で、平均的な場合に比べて目尻切開とタレ目形成の効果が低いと予想されたため、目尻切開は許容限度内で最大限の大きさに、タレ目形成の場合、シウォン整形外科の3段階の内一番強いレベル3で行いました。
同じ手術を行い、全て同じ結果になればそれが一番望ましいのですが、目の形態と細部条件などによって必要な手術は変わっていきます。今回の症例の場合、シウォン整形外科のレベル3のタレ目形成を行いましたが、結果として平均的なレベル２のタレ目形成の効果を得られました。
患者様提供 手術前の自撮り画像
患者様提供 手術後7日目の自撮り画像
患者様提供 手術後14日目の自撮り画像
シウォン整形外科ではそれぞれのケースに合う最適の手術をお勧めしており、徹底したアフターケアーを通して、最高の結果を提供できるよう努力しております。
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