目の大きさを評価するには、先ず二つの要素を測定しなければなりません。
この二つの要素には、目の垂直瞼裂（目の縦幅）と水平瞼裂（横幅）があります。
目の縦幅に影響する手術としては二重手術と目つき矯正があり、
目の横幅に影響する手術は切開手術（目頭切開、目上切開、目尻切開、タレ目形成）があります。
この中でも、目の横幅に直接影響を与える手術は、目頭切開と目尻切開、間接的に影響を与える手術は目上切開とタレ目形成で分類できます。
目頭切開、目上切開、目尻切開、タレ目形成 前
目頭切開、目上切開、目尻切開、タレ目形成 前
目が小さく、きつい印象がコンプレックスで、それらの改善を目的にご来院された患者様です。
切開手術でこのような部分の改善をご希望される状態でした。
目頭切開、目上切開、目尻切開、タレ目形成前の状態チェック
目頭切開、目上切開、目尻切開、タレ目形成前の状態チェック
内眼角（目頭）部位に内眼角贅皮（Epicanthal fold、蒙古襞）が観察されます。このような蒙古襞は、目と目の距離が離れているように感じさせ、目がきつくみえることに影響を与えます。蒙古襞は目頭切開を通して改善させることができます。
また、内眼角の軸（axis of medial canthus）が下の方に下がっていることが観察できます。このような場合、目頭が窪んでいるような感じを与え、欲に言う'くちばし'の形を見せます。その影響は外眼角の傾斜度に及ぼし、全体的にきつい目つきになってしまいます。
このような場合には、内眼角の軸の方向に変化を与える軸回し目上切開が必要です。
目頭切開、目上切開、目尻切開、タレ目形成前の状態チェック
外眼角（目尻）が平均よりも上がっている形態で、強くきつい目つきに見えます。これは目尻切開を通して目の横幅を伸ばし、同時に目尻を下げる目尻切開を行い、外眼角の傾斜度を調節する必要があります。
⁂下方に移動した内眼角軸及び外眼角傾斜度関連の記事
目頭切開、目上切開、目尻切開、タレ目形成 2ヶ月目の経過・レビュー
目頭切開、目上切開、目尻切開、タレ目形成2ヶ月目の経過・レビュー
目頭切開、目上切開、目尻切開、タレ目形成を行ってから2ヶ月が経過した画像です。手術前と比較した時、きつく見えていたイメージが確実に改善されていることを確認できます。
目頭切開、目上切開、目尻切開、タレ目形成2ヶ月目の経過・レビュー
目頭切開、目上切開、目尻切開、タレ目形成 前・後
目頭切開、目上切開、目尻切開、タレ目形成 前・後
目頭切開を通して深く濃い形態の蒙古襞を改善しました。
目頭切開、目上切開、目尻切開、タレ目形成 前・後
目頭切開、目上切開、目尻切開、タレ目形成 前・後
目上切開では下方に移動していた内眼角の軸（目頭のスタート地点）を上方に移動させ（軸回し）きつく怖い印象を改善しました。
目頭切開、目上切開、目尻切開、タレ目形成 前・後
目尻切開とタレ目形成を行い、全体的に目の横幅を伸ばし、印象を改善させた効果を確認できます。
目頭切開、目上切開、目尻切開、タレ目形成 前・後
目尻切開を通して目の横幅を水平方向に伸ばし、同時に外眼角の高さを下げ（目尻の高さ調節）きつく怖い印象を緩和させました。
目頭切開、目上切開、目尻切開、タレ目形成 前・後
目頭切開、目上切開、目尻切開、タレ目形成 前・後
タレ目形成では
①下眼瞼の傾斜度を緩やかな曲線形態に変化させ
②強膜（白目）の露出度を増加させ
全体的に大きく柔らかな目つきへと変化させたことを確認できます。
目頭切開、目上切開、目尻切開、タレ目形成 前・後
一般的には目の全体的な印象及びイメージに一番影響を与えるのは二重手術です。
切開手術は二重手術と共に付加的な効果を得られる手術で、切開単独で行う場合、その効果は二重手術と比べ少ないと言えます。
ですが、ぞれぞれの切開法をその用途に合う方法で活用した場合、上記でご紹介したような満足できる結果を得ることが可能です。
シウォン整形外科では１：１のカウンセリングを通して個人個人に合った手術をおすすめし、執刀しております。
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