同じ目尻切開であっても、切開の目的に応じて目尻切開の方法は異なります。

 

また、目尻切開を行う専門医の判断、患者様のニーズなど、目尻切開の手術方法は非常に多様な要因によって影響を受けることになります。

 

この中で、グレーラインを切る(breakage)方式の目尻切開は目の横幅を増加させることに非常に大きな効果を得られるため、伝統的に長く使用されてきた方式になります。

 

ですが、このような方式の目尻切開は手術後様々な副作用をもたらす可能性があります。

 

 

 目尻切開修正(目尻切開復元)、タレ目形成再手術 前

 

目尻切開修正(目尻切開復元)、タレ目形成再手術 前(22.01.07)

目尻切開修正(目尻切開復元)、タレ目形成再手術 前(22.01.07)

 

6年前に他院で、二重手術や色々な切開(目頭切開、目尻切開、タレ目形成)を受けられ、その後に発生した目尻切開の副作用を改善させるためご来院された患者様です。

 

目尻切開修正(目尻切開復元)、タレ目形成再手術 前(22.01.07)

目尻切開修正(目尻切開復元)、タレ目形成再手術 前(22.01.07)

目尻切開修正(目尻切開復元)、タレ目形成再手術 前(22.01.07)

目尻切開修正(目尻切開復元)、タレ目形成再手術 前(22.01.07)

目尻切開修正(目尻切開復元)、タレ目形成再手術 前(22.01.07)

目尻切開修正(目尻切開復元)、タレ目形成再手術 前(22.01.07)

 

 

 目尻切開修正(目尻切開復元)、タレ目形成再手術前の状態チェック

 

目尻切開修正(目尻切開復元)、タレ目形成再手術前の状態チェック(22.01.07)

目尻切開修正(目尻切開復元)、タレ目形成再手術前の状態チェック(22.01.07)

目尻切開修正(目尻切開復元)、タレ目形成再手術前の状態チェック(22.01.07)

 

過去に受けられた目尻切開の手術では、グレーライン(gray line)を切り(breakage)、目の横幅を伸ばす手術を受けていたと判断されました。

 

このような場合、目の横幅が伸びる効果は確実に大きいですが、滑らかな形状の模様を維持してくれるグレーラインが維持できなくなり、目尻切開を受けていた箇所が広がって見えたり、変形が発生します。

 

コの字変形(conjunctival web、鉤型変形)

 

この中でも代表的な目尻切開の副作用は、いわゆる'コの字変形'という症状(conjunctival web、鉤型変形)です。外眼角(目尻)は一般的に鋭く尖った形を見せる反面、グレーラインを切る場合、切開した部位が広がりコの字変形が発生しやすくなります。

 

また、グレーラインを切る方式の目尻切開時は、外眼角靭帯(lateral canthal tendon)を切る方式を同時に使うというケースが多いです。これは外眼角の安全性(stability)を下げることになり、外眼角が眼球に正確に密着できず、隙(gap)が発生し、強膜露出(粘膜浮き、眼瞼外反 scleral show)が発生する可能性を高めます。

 

目尻切開修正(目尻切開復元)、タレ目形成再手術前の状態チェック(22.01.07)

 

これに合わさって既存の目尻切開の切開線部位色素低下が発生し、白い傷跡が観察されます。このような部分は目尻切開修正(目尻切開復元)時に傷跡除去(scar excision)を同時に行う手術が必要になります。

 

羅列した目尻切開の副作用を改善するために目尻切開修正(目尻切開復元)を施行し、既存のタレ目形成の効果が少なかったため、追加でタレ目形成を行いました。

 

 

 目尻切開修正(目尻切開復元)、タレ目形成再手術         9日目(抜糸直後)の経過、レビュ―

 

目尻切開修正(目尻切開復元)、タレ目形成再手術

9日目(抜糸直後)の経過、レビュ―(22.01.15)

目尻切開修正(目尻切開復元)、タレ目形成再手術

9日目(抜糸直後)の経過、レビュ―(22.01.15)

 

過去に行った目尻切開の副作用を改善させるために目尻切開修正(目尻切開復元)タレ目形成を行ってから9日(抜糸直後)が経過した姿です。

 

手術範囲全般に渡り痣や腫れが観察され、結膜浮腫と結膜充血が観察されます。

 

このような結膜浮腫と結膜充血は一般的に2週にかけて次第に消えていき、追加的な後遺症を残すことはありません。

 

目尻切開修正(目尻切開復元)、タレ目形成再手術

9日目(抜糸直後)の経過、レビュ―(22.01.15)

目尻切開修正(目尻切開復元)、タレ目形成再手術

9日目(抜糸直後)の経過、レビュ―(22.01.15)

目尻切開修正(目尻切開復元)、タレ目形成再手術

9日目(抜糸直後)の経過、レビュ―(22.01.15)

目尻切開修正(目尻切開復元)、タレ目形成再手術

9日目(抜糸直後)の経過、レビュ―(22.01.15)

目尻切開修正(目尻切開復元)、タレ目形成再手術

9日目(抜糸直後)の経過、レビュ―(22.01.15)

目尻切開修正(目尻切開復元)、タレ目形成再手術

9日目(抜糸直後)の経過、レビュ―(22.01.15)

 

 

 目尻切開修正(目尻切開復元)、タレ目形成再手術 前、後

 

目尻切開修正(目尻切開復元)、タレ目形成再手術 

前(22.01.07)、後(22.01.15)

目尻切開修正(目尻切開復元)、タレ目形成再手術 

前(22.01.07)、後(22.01.15)

 

 

コの字変形発生した根本的な原因は、グレーラインの連続性の消失にありますので、本来の形を回復させるためにはグレーラインを再び繋げる方式目尻切開修正(目尻切開復元)が必要になります。このような目尻切開修正(目尻切開復元)は必然的に目の横幅を小さくさせてしまうので、近年では目尻切開修正(目尻切開復元)をしながらも目の横幅が小さくならないような手術法を使用しております。

 

既存、コの字変形が発生していた外眼角部位が、本来の尖った形態の外眼角の姿を回復できたことと、目の横幅が縮まっていないことも確認できます。

 

目尻切開修正(目尻切開復元)、タレ目形成再手術 

前(22.01.07)、後(22.01.15)

目尻切開修正(目尻切開復元)、タレ目形成再手術 

前(22.01.07)、後(22.01.15)

目尻切開修正(目尻切開復元)、タレ目形成再手術 

前(22.01.07)、後(22.01.15)

目尻切開修正(目尻切開復元)、タレ目形成再手術 

前(22.01.07)、後(22.01.15)

目尻切開修正(目尻切開復元)、タレ目形成再手術 

前(22.01.07)、後(22.01.15)

 

目尻切開修正(目尻切開復元)と同時に行ったタレ目形成の再手術直線形態の下眼瞼傾斜度を曲線形態に変化させ、強膜(白目)の露出度を増加させました。これにより、窮屈に見えた目つきがより一層改善されたことがわかります。

 

目尻切開修正(目尻切開復元)、タレ目形成再手術 

前(22.01.07)、後(22.01.15)

 

切開手術の後に発生する結膜浮腫と結膜充血現象は個人個人によってさまざまではありますが、一般的には時間の流れと共に徐々に消えていきます。また、これによる後遺症はほぼないと言えます。

 

目尻切開の副作用を減らすためには本人の目に合った方式の切開を選ぶことが一番重要です。ですが、予想外の副作用が発生した場合、以前行った手術の方式と現在の目の状態を総合的に判断して手術法を選択する必要があります。

 

シウォン整形外科では全ての患者様と1:1のカウンセリングを通して目の状態を分析した後、患者様のニーズを反映した最適の手術をおすすめし、執刀しております。

 

 

 

 

ダイヤオレンジ該当患者様の5週目の経過・レビューダイヤオレンジ

 

 

 

 

 

 

 

 

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