116：皺を改善する切開法二重再手術、蒙古襞除去する目頭切開再手術、目上切開4ヶ月目のレビュー

東アジア人を含むモンゴル系の人々は砂嵐と厳しい気候に適応するため、目を保護する目的で蒙古襞が発達したと言う説があります。

これは環境に適応した進化の一形態ですが、このような進化が美的観点と比例するわけではございません。

切開法二重再手術、目頭切開再手術、目上切開前

他院で切開法二重手術、目頭切開を受けられた後から断続的に発生する皺を改善するためにご来院された患者様です。

両目の目頭（内側）部位からそれぞれ二重の後戻りが確認されており、断続的に重ね二重瞼が生じては消える症状が反復的に現れています。

これは二重の後戻りに基づくため、二重再手術を通じて後戻りした二重を改善する過程が必要です。

切開法二重再手術、目頭切開再手術、目上切開前の状態チェック

目頭切開後にも蒙古襞が改善されなかったことと目頭切開の切開線が傷跡として残り蒙古襞のように見える医原性(iatrogenic) 蒙古襞が確認されます。これと同時に内眼角（目頭）の軸が下方へ移動してくちばしのような形態の変形が確認されます。これは軸回し方式の目上切開を通じた改善が必要です。

切開法二重再手術、目頭切開再手術、目上切開4ヶ月目の経過・レビュー

切開法二重再手術を通じて過去の二重が後戻りした部分を改善して断続的に発生した重ね皺を改善させました。

切開法二重再手術、目頭切開再手術、目上切開4ヶ月目の経過・レビュー

目頭切開再手術を通じて蒙古襞を改善、きつい目つきを改善させました。また、蒙古襞が上眼瞼（上まつ毛）を下に引っ張っていた力を改善して黒目が覆われる症状が同時に改善されたことを確認できます。

蒙古襞がある場合、美的観点から見た時、きつく見える目つきに影響を与えます。これと共に上眼瞼を下方へと引っ張る力が作用し、上眼瞼の皮膚が黒目を隠すという状況が発生します。これはまるで眼瞼下垂があるかのような症状（仮性眼瞼下垂）を見せ、稀に不必要な目つき矯正を行う場合があります。

上記した患者様は蒙古襞を改善するだけで隠れていた黒目が確実に露出する形にと変化したことを確認できます。

このように全ての手術は一律的な方法ではなく、目の状態を正確に判断した上で、それに合う手術方法を決めることが重要です。

（日本語字幕付き）

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