全ての美容目的の手術はその結果物が予想と異なる可能性を潜めています。

 

手術時、このような部分を考慮しながら手術を行い、アフターケアを行ってもその結果が足りないと感じられたり、追加の修正や矯正を希望して追加の手術が必要になる可能性もあります。

 

◆当患者様の目尻切開修正9日目のレビュー◆

 

 

 

 

目尻切開修正再修正以前

 

目尻切開修正再修正以前(22.08.01)

 

当院で目尻切開復元(目尻切開修正)を行ってから(22.01.03)7ヶ月が経過した患者様です。

 

 

目尻切開修正再修正以前(22.08.01)

目尻切開修正再修正以前(22.08.01)

目尻切開修正再修正以前(22.08.01)

目尻切開修正再修正以前(22.08.01)

目尻切開修正再修正以前(22.08.01)

目尻切開修正再修正以前(22.08.01)

目尻切開修正再修正以前(22.08.01)

 

目尻切開修正再修正以前の状態チェック

 

目尻切開修正再修正以前の状態チェック(22.08.01)

目尻切開修正再修正以前の状態チェック(22.08.01)

 

目尻切開復元(目尻切開修正)時に希望した改善事項の中で

 

1.目尻の高さの上りが不足なところ

2.目尻切開復元の切開線部位に発生した窪んだ傷跡

 

追加改善を希望しました。

 

目尻 (lateral canthus, 外眼角)の高さ調節のために既存の目尻切開復元(修正)の固定ポイントより高い位置に再固定が必要でした。強く維持させる必要があるため、骨固定と骨膜固定の二つの方法が全て必要でした。

 

復元切開線の周りに発生した窪みは切開線の肥厚性瘢痕(盛り上がった傷跡)によって上と下にそれぞれ高さの違いが発生し、窪んだように見える現象が発生したため、該当する肥厚性瘢痕を切除(excision)する傷跡除去術が必要でした。しかし、当患者様は追加的な皮膚の切除は望まなかったため、癒着剝離術及び目尻辺りの眼輪筋を垂直マトリックス縫合(vertical mattress suture)を使ってボリューム感を増加させる方向に手術の方向を変更することになりました。

 

 

目尻切開修正再修正9日目(抜糸直後)のレビュー

 

目尻切開修正再修正9日目(抜糸直後)のレビュー(22.08.10)

 

目尻切開修正再修正9日目(抜糸直後)の様子です。

 

既存の目尻切開修正の固定ポイントで左側は約5MM、右側は約7MM程度上方へ移動し固定した状態です。

 

目尻切開修正再修正9日目(抜糸直後)のレビュー(22.08.10)

目尻切開修正再修正9日目(抜糸直後)のレビュー(22.08.10)

目尻切開修正再修正9日目(抜糸直後)のレビュー(22.08.10)

目尻切開修正再修正9日目(抜糸直後)のレビュー(22.08.10)

目尻切開修正再修正9日目(抜糸直後)のレビュー(22.08.10)

目尻切開修正再修正9日目(抜糸直後)のレビュー(22.08.10)

目尻切開修正再修正9日目(抜糸直後)のレビュー(22.08.10)

 

目尻切開修正再修正以前・9日後(抜糸直後)の比較

 

目尻切開修正再修正以前(22.08.01)・9日後(抜糸直後-22.08.10)比較

 

目尻の高さを調節し(目尻上げ)、修正の切開線傷跡を緩和するための目尻切開修正再修正以前と9日後(抜糸直後)の比較画像です。

 

当患者様は再修正の後に目尻の高さよりもっと高い固定を希望されましたが、これ以上の固定ポイントは許容されない状況で(骨固定の範囲を超える)これ以上目尻の高さを上げることは難しいと判断されました。

 

目尻切開修正再修正以前(22.08.01)・9日後(抜糸直後-22.08.10)比較

目尻切開修正再修正以前(22.08.01)・9日後(抜糸直後-22.08.10)比較

目尻切開修正再修正以前(22.08.01)・9日後(抜糸直後-22.08.10)比較

目尻切開修正再修正以前(22.08.01)・9日後(抜糸直後-22.08.10)比較

目尻切開修正再修正以前(22.08.01)・9日後(抜糸直後-22.08.10)比較

目尻切開修正再修正以前(22.08.01)・9日後(抜糸直後-22.08.10)比較

目尻切開修正再修正以前(22.08.01)・9日後(抜糸直後-22.08.10)比較

 

側面から観察されていた肥厚性瘢痕及びその上と下に窪んだように見えた部位も一緒に改善されたことを確認できます。このような場合、肥厚性瘢痕を切除した後に傷跡除去術を行う方法がより綺麗な手術結果が予想されます。しかし、当患者様からの要請によって追加的な切除無しに最大限の改善を試みる必要があったため、傷跡の切除無しに該当する部分癒着剝離(adhesiolysis)と眼輪筋を追加操作する方法で改善を行いました。

 

 

 

目尻切開復修正前ー目尻切開修正再修正前ー目尻切開修正再修正9日目の比較

 

目尻切開修正前(22.10.03)ー目尻切開修正再修正前(22.08.01)ー目尻切開修正再修正9日目(22.08.10)の比較

 

目尻切開修正前ー目尻切開修正再修正前ー目尻切開修正再修正9日目(抜糸直後)の比較画像です。

 

既存の目尻の高さに比べて改善はされたものの、当患者様が希望された高さまで目尻の高さが調節されなかった結果物です。当患者様は追加的な目尻の高さ調節(目尻上げ)を希望したものの、これ以上の固定ポイントが許容されない状況で、追加的な改善は難しい状況です。

 

目尻切開修正前(22.10.03)ー目尻切開修正再修正前(22.08.01)ー目尻切開修正再修正9日目(22.08.10)の比較

目尻切開修正前(22.10.03)ー目尻切開修正再修正前(22.08.01)ー目尻切開修正再修正9日目(22.08.10)の比較

目尻切開修正前(22.10.03)ー目尻切開修正再修正前(22.08.01)ー目尻切開修正再修正9日目(22.08.10)の比較

目尻切開修正前(22.10.03)ー目尻切開修正再修正前(22.08.01)ー目尻切開修正再修正9日目(22.08.10)の比較

目尻切開修正前(22.10.03)ー目尻切開修正再修正前(22.08.01)ー目尻切開修正再修正9日目(22.08.10)の比較

 

側面から観察される目尻切開の切開線傷跡(一番目の写真)のため、癒着剝離術と傷跡除去術を行った後に肥厚性瘢痕及び窪み(2番目写真)が発生しました。

 

このような部分の追加改善を希望して傷跡及び皮膚切除無しに傷跡を緩和させる手術を行いました。

 

目尻切開修正の基本目標既存の目尻切開によって発生した様々な副作用などを改善することです。そのため、できる限り既存の目尻切開の問題点を最大限含めて減らすことを目標とし、目尻切開によって発生した傷跡も同じようにこれに当たります

 

しかし、復元の範囲を超える、もしくは過度な操作が必要な場合は、その限界が明確であるため、目尻切開修正を行う時の傷跡改善は不完全な可能性があり、傷跡除去のために行った手術によって新しい傷跡が発生できます。

 

目尻切開修正前(22.10.03)ー目尻切開修正再修正前(22.08.01)ー目尻切開修正再修正9日目(22.08.10)の比較

 

全ての手術はその手術の目標と限界が存在します。修正も同様であり、手術を行う時に患者様の要求を最大限反映して手術を行っても期待を満たせない結果になる場合もございます。

 

 

(日本語字幕付き)

 

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