忍野八海から河口湖、甲府盆地、八ヶ岳を経てたどり着いたのが長野県佐久市。
個々の道の駅で一泊したあと、この辺りを通った時には必ず行くといってよいスーパーツルヤ軽井沢店に行く。
自分としてはここが日本一のスーパーだと思っている。
その後浅間山麓道路から草津温泉、志賀高原の山岳道路を通って新潟県の日本海に沿った国道8号線に出た。
ちょうど夕刻で日本海に沈む夕日が美しかった。
ここに道の駅越後出雲崎天領の里があった。
道の駅にはわずかだが、人が集まっていた。
何だろうと思ったが、人々は日本海の海を見つめている。
夕陽だけなのか、単にそれだけでなく、夕陽に伴う珍しい現象でも起こるのか。
太陽の変形、蜃気楼、あるいは果てはグリーンフラッシュか。
この夕陽を見つめる一体の像があった。
これはすぐにわかった。
江戸時代の中後期に生きた出雲崎出身の曹洞宗の僧である良寛禅師だ。
良寛は子供好きで有名だが、それと同様にものすごく才能のある俳人、歌人、漢詩人、書家である。
ここでは郷土出身の有名人で、牛乳のブランド名が良寛牛乳となっている。
俳人の小林一茶とも同時代人で、生まれた場所も近い。
落日直前に太陽が変形した。
この現象にも名前はついていると思うが、思い出せない。
クイズには出そうだ。
でも自分の実感では海面まじかでの核爆発のように見える。
もっとも太陽自体が巨大な核融合爆弾だが。
自分はここでグリーンフラッシュを期待したが、その現象は起こらず、赤いままに沈んでしまった。
明日はもう少し新潟寄りにある寺泊の海産物市場に行く予定である。
首都圏では角上魚類が有名である。