最近自分はスマホのユーチューブ画像で、外国人観光客が愛でる奈良公園の鹿というだ像をよく見る。
いつもスマホを開くと最初に飛び込んでくる。
美人の西洋人観光客が座って鹿にせんべいを与えている動画である。
たまには追っかけられたりするので、これも面白い。
ということで鳥取県米子市に帰る途中に奈良市の公園によって見た。
この日はウイークデイであるし、それに朝も早いので、まだ観光客はあまり着ていない。
近くの駐車場に車を置き、公園方面に上って行った。
さっそく孤独なオス鹿のお出迎えがあった。
鹿の世界でも家族を持てないシカは孤独なのか。
南大門前の通路まず見えたのはおしっこをする小鹿と修学旅行生の行列。
これは昔からあるこの公園の風景だ。
黄色い帽子の小学生の集団もいる。その後続々と修学旅行生がやってくる。
まだ9時ごろだと思うが、どんどん修学旅行生で埋め尽くされている。
ではお目当ての外国人観光客はというとこの時点ではまだあまりいない。
京都や大阪のホテルからくるせいか少し遅いのか。
鹿は角のないメス鹿、角を削られたオス鹿、それに子供のバンビの種類からなる。
オス鹿のほうが少しどす黒い。
お待ちかねの鹿せんべい。
10枚入りで200円。
これは安いのでどんどん売れるせいか、この日のストックもだいぶ用意されている。
自分も一つ買って、鹿に見せればどんどん寄ってくる。
寄り付くのは動画にある若い欧米人女性客だけではないようだ。
鹿は公平についてくる。
もうだめと言っても後ろから尻をつついて催促してくる。
動画では西洋人女性は鹿の取り扱いが大変良い。
これは小さいころから教えられている動物愛護の精神とバンビ伝説(昔のディズニー映画)なども影響しているのか。
鹿にやさしく接し、首筋などを撫でている。
しかし日本人はあまり触ったりしない。
これは昔からそうだった。
鹿のようなある程度大きい動物が怒ると嫌だからだろうか。
自分も餌をやるだけであまり触らない。
注意事項は一応書いてあるが、一般の観光客でこれをする人はいないだろう。
奈良公園の鹿は一応野生なので、怒ると襲ってくるだろう。
時間がたつと外国人も増えてきた。
彼らは南大門や大仏より、ここでは鹿のほうに興味があるそうだ。
寺や教会はどこにでもあるが、このように自然動物と直接触れ合うことのできる場所はそんなにない。
それもたくさんの鹿と。
子供は特にこのほうが嬉しいだろう。
自分は2時間くらいは公園にいたが、東大寺には入らなかった。
大仏殿は過去に何回も行ったことがあるからだ。