パタヤは風俗街として外国人観光客の人気を集めるところである。
かつてパタヤ湾にはベトナム沖や中東で地域で活動する米空母が休息のため沖合に停泊し、そこから大量の水兵が上陸して、どんちゃん騒ぎをする場所であった。
それがパタヤ発展のもとであった。
しかし日本人観光客はなぜがあまり行かなかった。
コロナ前には多くの欧米人観光客や長期滞在のリゾート客が押し寄せ、連日お祭りのようであった。
自分はパタヤのこの海岸線が好きで、十分に南国気分が味わえた。
しかしこの写真は夕方なので、あまり色合いは地味である。
この海岸通り南端のところにウオーキングストリートがある。
こここそがパタヤ風俗の本拠地である。
夜はものすごい賑わいであった。
その細かい描写は避ける。
2024年6月のこの時にこの通りに足を踏み入れた。
しかしなぜか違和感を禁じ得ない。
閑散としている。ネオンがない。
店の前に客待ちの女性、美人局、ポン引きがいない。
また通りに面し所の2回にガラス張りのショウケースのようなものがあり、そこでヨーロピアンガールと書いてあるビキニ姿の女性が踊っていた。
そのそばにウクライナ人とも書いてあった。
今戦争のさなかどうしているのだろうとちらっと思った。
今はそれもない。
奥へと入って行ってもそうである。
ビアバーとかゴーゴーの店もやっているのかしまっているのかよくわからない。
この両サイドはゴーゴーバーである。
暗いからやっていないのではないか。
自分はこの奥にあるダイヤモンドホテルに何回か泊まったことがある。
コロナの3年間はこの風俗、観光を含む生活スタイルに大きな影響を与えた。
自分の肌感覚として、バンコクもここもかつて繁栄を極めたタイ風俗、夜の街も最盛期の三分の一くらいになってしまったように感じる。