群馬県の沼田市の近くにある道の駅川場田園プラザが素晴らしいという情報をテレビで見たので、早速行ってみることにした。
その途中当然高崎市付近を通る。
最近高崎を通れば、どこかパスタ店に行くというのがルーティンとなっている。
数も多いので今度はどこにしようかと考えたが、いろいろと市内中心部で探すのが面倒なので、国道17号線上武バイパスの伊勢崎地域からほど近いところにあるシャンゴ伊勢崎店に行くことにした。
シャンゴには市内本店のほかに周辺にいくつかの支店がある。
確かこの伊勢崎店にも前にも行ったことがある。
シャンゴの人気メニューは独自のトマト激辛海鮮パスタのベスビオだが、この前食べた上の方にあるカラブリアスープスパゲティーも大変おいしかった。
しかしシャンゴにはもう一つの人気メニューがある。
それは画面左にあるシャンゴ風だ。
この前ケンミンSHOWにも出てきていた。
トマト物はだいぶ食べたので、今回は傾向の違うミートソースものを食べようかと思った。
半世紀にわたって愛され続けてきたというここのオリジナル物だ。
トンカツをトッピングし、その上から独自にブレンドしたソースのたれをかける。
これは一見ミートソースにも見える。
その前にミートソーススパゲティーはイタリア料理の伝統的なものではない。
アメリカから伝わり、日本で改良されたものだ。
トマトを使うナポリタンもそうである。
この両者は戦後にいわゆる洋食店や喫茶店で扱われ、日本でスパゲティーといえば、大体この両者を指している。
注文はMサイズの200グラム。
これはパスタの量は二人前にあたる。
高崎ではこれが普通だ。
これは何か見た目では長崎のトルコライスの匂いがする。
パスタにトンカツ、そして独自ソースという組み合わせがそう感じさせる。
高さs期では大変人気のあるメニューだが、自分が食べた感じではトンカツミートソースの感じしかしない。
要するにこの料理全体が普通の日本人の食感に合わせてある。
トマト味だったり、激辛、激酸っぱい、激オリーブオイル、香辛料といったイタリア的な要素はほとんど感じられない。
要するに日本の洋食という感じだった。
この店は高崎の老舗なので、一定の地元客は来るようだ。
それに年齢に関係なく、年寄りもファミリーも多い。
自分にとってはやはりここでおいしいのは辛味のある海鮮ベスビオ、あるいはイタリアの奥深いところにあるカラブリア風スープパスタか。
でも好きなペペロンチーノはまだ食べてはいない。
今度はこれになるか。ピザもまだある。
ここはまずパスタ麺がよい。食感がこりこりでもなく、べたべたでもなく、適度なアルデンテを保つ、中庸な麺だ。
ということでれっじのところに売っていたパスタ麺を一つ買った。
これで家でもシャンゴの味を楽しむことができるか。