先日ピーチ航空で関空と成田間を飛ぶ機会があった。
ピーチ航空はその少し前に福岡に行ったときも利用したので、アカウントの登録もされ予約が簡単であった。
自分のLCC利用の際の最大の問題点は、荷物の持ち込み重量制限である。
福岡の時は薄っぺらいリュックだったので全く問題はなかったが、今回はキャリーバックを持っていた。
持ち込み重量は7キロまで。それを超えると3000円くらいとられる。
関西国際空港のピーチ航空ターミナルの中に試し用の重量計があった。
計ってみると8,5キロもあった。
ここれでは完全にダメである。
そこで中から着れるものは全部取り出して重ね着をし、少しでも重量のあるものはポケットの中に入れた。
手続きの計量の際には、何とキャリーの重量は6,98キロ。
かろうじてパスした。
ピーチの係員も笑っていた。
手続き後にもとに戻したのは言うまでもない。
教訓としてLCCに乗る際位はパソコンはもてないということになる。
か、あらかじめ予約の規定料金を払うかである。
ピーチ航空は関空に専用ターミナルを持っていた。
とはいってもこれはもうだいぶ前からだそうだ。
そのせいで関空内のレストランで何か食べようと思っていた予定が吹き飛んだ。
同じく成田でもピーチは国際線第一ターミナルにカウンターを持っている。
関空を飛び立つと右旋回で淡路島から神戸の近くに。
神戸空港や六甲アイランドがよく見える。
そしてそのまま東に行き、堺市上空を通過する。
仁徳天皇陵である。上の川は大和川。
生駒山地とその下は金剛山地である。
大和川はその間を切って流れている。
この川に沿って通る国道25号線でよく奈良県から大阪府内に入る。
伊勢湾を通過すればすぐに浜名湖が見えてきた。
この長い海岸線に沿っているのは国道1号線。
ここもよく通る。
特に中間の弁天島を過ぎたあたりからの荒々しい砂浜の景色が壮観だ。
この砂浜は天竜川河口から御前崎まで続いている。
この付近の牧ノ原台地の丘はお茶の産地として有名だ。
ここらで機は海上に出る。
これは自分のスマホに残っていたグーグル位置情報タイムラインだが、別に操作したわけでもないので、機内WIFIに勝手につながっていたのだろうか。
後で見て驚いた。
成田空港への着陸コースに乗るためである。
羽田着陸コースより一歩外側に設定されている。
フライトレーダーを見れば、その二つはきれいに分かれており、国内線も国際線も一定の間隔を保ちながら列をなしている。
上が新島、左下が神津島である。
その後房総半島の野島崎、勝浦などを左に見て、大きく左旋回をして九十九里より陸地上空に入る。
しかしここで成田への着陸の際にいつも見る景色とは違う。
よく行く片貝漁港も見えなければ、道の駅風和里しばやまもない。
おかしいなと思っていたら遠くに第二ターミナルが見えてきたので、これはB滑走路へ着陸したことが分かった。
成田から都内までは京成高砂乗り換えのスカイアクセス線が値段も高くないし、そこそこ早いので一番良いと思う。
最近はいつもこれを利用している。