高崎のパスタに興味を持ち始めたのは3年くらい前から。
それ以前に高崎や前橋は上越にスキーに行くときにもう数えきれないほどに通った。
その頃は地方グルメには興味なかったので、群馬名物はもつ煮込みくらいしか知らなかったし、また食べたこともなかった。
峠の釜めしは知っていたが、登利平の弁当は知らなかった。
高崎がパスタの町だと知ったのは、やはりケンミンSHOWからだ。
有名店シャンゴに初めて行ったとき、これは素晴らしいと思った。
大体パスタ、スパゲティーはどこの店も麺が少ししか入ってなくて、自分はこれが不満だった。
食べた気がしないのである。
シャンゴの大盛りにはびっくりした。
さてその時苛高崎でパスタのイベントが毎年開かれているとは知っていたが、最近のケンミンSHOWで11月13日に開かれると聞いたので、新車の試し乗りも兼ねて行ってみることにした。
ザキングオブパスタの会場は高崎城址にあるもてなし公園。
高崎の各種イベントの主要会場である。
ここは駅西口から歩いて10分くらい。
そんな遠い距離ではない。
高崎は内陸で冷え込みも厳しいから、紅葉はもう終わりの時期か。
この中で行ったことがあるのが、シャンゴとボンジョルノ。
後は知らない。バンビーナには行ってみたいと思っている。
広々とした公園の中におなじみの各出店のテント。
ここは有料で、2500円を払うと試食券5枚と投票紙が渡される。
まずはどこにしようかと悩むが、基本は一番すいているところからである。
5枚綴りのチケットの1枚を切り取って、試食のパスタが渡される。
この容器は小さいようだが、意外とそこが深く、容量としては一般の店での量の三分の一くらいか。
スーパー内の試食品よりは盛りは大きい。
ベイクドブロッシェンとブッタネスカは初めて聞いた名前だ。
調べてみたらブロッシェンはソーセージ、ブッダネスカ(娼婦風パスタ料理)はナポリのトマトパスだった。
広い意味でのナポリタンか。
シラクサはシチリー島の町で古代にアルキメデスが住んでいた町として知っていたので、ここを名前で選んだ。
皆さん買ったパスタの後ろに店の名前の入ったパンフレットを挟むのがここの流儀のようなので、自分もそうしてみた。
群馬県観光大使といえば中山秀征、後は井森美幸である。
二人ともケンミンshowではよく見る。
やはり来たかという感じである。
でも本当のことを言えば、群馬県沼田市出身の白石麻衣の方がいいのだが。
帰る際にどこがおいしかったかを1票投票するのだが、これはしなかった。
結論を言えばどこも大体同じようなもの。
パスタの麺は同じだから後は具と味付けになるが、正直この量ではよくわからない。
高崎のパスタ料理はレベルは高いが、その勝負所はパスタ麺の量の多さか。
先日のケンミンshowでは高崎パスタの主要メニューのベスビオについてやっていた。
自分もかつてシャンゴでこれを食べたことがある。
山のような大盛りに具沢山、頂上の直立したムール貝、そして濃い味付け。これはうまいと思った。
結局はどれに投票せずに帰った。でもこれから高崎付近を通ったときにはどこかのパスタ店、イタリア料理店には行くだろう。