会津の地産食品については以前にも探したことがあり、5年前のブログにも書いている。
その時は会津若松を中心とするスーパー『リオンドール』で買ったものであり、今回はそこではなく東北地方の大手スーパーである『ヨークベニマル』に行ってみた。
中に置いてあるものは大体同じようなものだが、印象としてはリオンドールは会津地区限定、ヨークベニマルは南東北地方幅広くという感じがした。
前にも買ったものもあるので、今回はまだ買っていないもの、あるいは気に入ったものを中心に探してみた。
肉のコーナーには地産物なども多かったが、会津といえば、何といっても馬肉(さくら肉)である。
馬肉を食べるのは主に会津と熊本。
馬刺しはおいしいが、いかんせん値段が高い。
今の時期なら買っても持って帰られるとはいえ、これはあきらめて、その代わりに煮込み用の肉を買った。
賞味期限など書いてないので、今でも冷蔵庫の氷温室に置いてある。
ただしこれらの馬肉は地産物ではなくカナダからの輸入品の肉である。
会津の伝統食品こづゆのインスタント物。
前の日に会津若松の郷土料理店に行くのに失敗したので、その代用にスーパーでインスタント物を買った。
150円くらいであった。中身はインスタントの卵スープと同じ。
湯を注げば溶けて広がっていく。
味は多少濃い目の味の素のきいた醤油味。
これだけならおいしいが、肝心のホタテの貝柱の具は入っていないか、見つからない。
この手のものは伝統料理として、全国各地にある。
水分が少なければ筑前煮であり、多ければ汁ものやうどん汁になる。
またお雑煮ともいえる。
でも肝心なことは会津のこづゆがインスタント物や具のセットが出るほど会津地方限定とはいえ今の時代にも食べられているかということの理由である。
会津は江戸時代の長きにわたって松平氏の支配下にあり、幕末にも幕府側の中心勢力として、多数の兵を京都に派遣するなど実力もあった。
おまけに盆地で他の地域との交流が少ないので、保守的な伝統を大事にする文化があったのだろう。
会津若松の郷土料理店は次の機械か。
納豆は安いし好きなので、今までにもいろいろと地物の納豆を買ってみたが、枝豆納豆(ずんだ)も含めそうは変わりはなかった。
発酵してしまえばみんな同じようになってしまうのだろうか。
揚げ物料理も元が何であろうとみんな同じような味になってしまう。
しかしこの納豆は明らかに味が違うということがわかる。
おいしい納豆だ。
しかし値段は高く、量も少ない。
次に行ったときには複数個買うだろう。
会津の郷土料理の名門は会津天宝食品である。
この会社の製品は味噌と漬物を中心に実に多い。
大手企業なので、東京のスーパーにも売っており、川口のイオンでも買うことができる。
これはいろがよかったので買ってみたが、実は前にも買っていた。
福島県を代表する郷土料理はこのイカニンジンである。
会津が発祥ではなく、中通り地方北部の福島市付近であるが、ここはヨークベニマルなので、県全体のものが置いてあるのかと思った。
これは初めて見たので買ったが、これをよく見ると会津天宝食品だ。
この会社のアグレッシブぶりはすごい。
名古屋のイチビキと同じだ。
このイカニンジンのもと、舐めてみたら超濃い口、超甘口のタレだった。
他にも使い見てはあるだろう。
これはコンビニだと思うが、牛乳パンである。
値段は150円だった思うが、クリームがだいぶ厚い。
ここまでのものは初めてだ。
250円くらい出せば、マリトッツォ並みの激厚牛乳パンができるだろう。
しかしそうなったらもうケーキかもしれない。
この郡山にある福島県民の牛乳である酪王もアグレッシブぶりは負けてはいない。
福島県に行くたびに飲み物の種類が増えている。
コーヒー牛乳が一番有名である。







