本日の朝は上空を飛ぶヘリコプターの音で目が覚めました。
今9時半現在もまだ飛んでいます。
これはテレビ局の取材のためのもので、なんだろうと思って起きてテレビをつけてみたら、JR西川口駅が入場制限のため入口で行列ができているとのことでした。
昨夜の地震の影響です。
昨日の午後10時41分、かなりの揺れを感じました。
結構大きな地震です。
だが結論的には今回のものは以外とコンパクトに終わりました。
大きな地震の時は最初の揺れが急に大きな揺れに変わります。
特に初期微動(P波)が長かった時には、S波の本震がいつ来るかと警戒心を持ちます。
P波が長ければ遠方で起きた大地震です。
初期微動は横になっていたり、椅子に座っているとわかります。
今回は初期微動がなかったので、震源は近いと思いました。
1,2回大きく揺れ(S波)ましたが、それでおさまりました。
テレビでのインタビューではすごく大きな揺れだったとかを言う人がいますが、これは物の感じ方は人によって変わるからでしょう。
またテレビも大げさな意見を取り上げがちです。
10年前の東日本大震災の時は職場にいましたが、この時は揺れ(S波)の時間が長く、そして突然大きな揺れに変わるということが何回かありました。
なおP波は歩いていたのでわからなかった。
気象庁は埼玉県南部の震度を5強と発表しましたが、自分の体感では4強です。
大震災の時の5強にはとても及びません。
その証拠に家の中に自信震度を測る目安として、すわりの悪いこけしのようなものをいくつか置いていますが、これが倒れていませんでした。
本当は金魚の水槽を置いて確かめるのが一番良い。
また大震災の時には家に帰って見ら、本箱が倒れていたり、CDのケースが床に散乱していましたが、今回は全くそのようなことはありませんでした。
震度は今は地震計ではかっていますが、本来は気象台職員の体感です。
初雪の観測や桜の開花と同じくアナログでした。
埼玉県南部では浦和に気象台があります。
今回の震度5強にはちょっと疑問を持ちました。
気象庁の震度の目安と照らし合わせても4強で十分です。
これも震度判定が甘くなったのかとも感じます。
また機械判定なので、針が最大に触れたところを震度とするのかもしれません。
ほんのちょっとした揺れでも震度3と出ることが多いと思います。
マグニチュードは6,1と発表されましたが、これは中規模の地震です。
この程度では震源付近でも目に見えた被害のないレベルです。
それに震源も深い。
深いとゆれが地上に届くまでの間に減衰します。
その結果大地の隆起や陥没などの現象も起こりません。
東日本大震災では震源が浅かったため海底で大規模な隆起や陥没が起こりそれが大津波につながりました。
また断層の破壊も連鎖しました。
地震はいつ来るかわかりませんが、最初の細かい揺れから突然に大きな揺れが襲う、それを待つときが一番気持ちが緊張します。
たいていはそのままで減衰して終わりますが、建物が壊れるほどの揺れに変わったらどうしようと思ってしまいます。
今回も少し緊張しましたが、意外と短時間で終わったのでほっとしました。
今は10時ですが、いまだにヘリコプターが飛んでいます。
もう何もないから帰れと言いたい気持ちです。
また午前のニュースでは西川口駅からのレポートが多くありました。
しかしこれらの映像はほとんど東口からでした。
自分は西口なのであまり関係がありませんでした。
ちなみに西川口といえば風俗街と中国人だったが、コロナの影響もあるせいか、両者とも今はだいぶ衰えた。