大阪には神戸に父が他の親せきがあったので、連れられてよく言っていた。しかし当時はまだグルメという概念がなく、何を食べたかは覚えていない。普通のものを食べていたと思う。それからでも何か機会があると3年に一度くらいの確率で寄っていたが、大阪名物のものを食べようと意識して何かを食べたということはない。もちろんスーパーで大阪地産のものを買っていたわけでもない。大阪の食品の特色は何でもともかく値段が安いということであった。梅田でも心斎橋、難波でも地下商店街でも、レストランのメニューは東京より2割がた安かった。
大阪のグルメが意識されだしたのは10年くらい前からではないか。これは外国人観光客の増加と軌を一にする。またケンミンSHOWで大阪グルメを盛んに紹介していたことも影響している。それ以前は自分は大阪でラーメンとうどんという割とオーソドックスなものばかり食べていたので、大阪人は以前から食べていたものなので別に何とも思わ寧と思うが、自分には新規性のあるものが多かった。それがいわゆる粉物である。
大阪でよく食べるもの買うもの
金龍ラーメン 神座ラーメン きつねうどん カスうどん
たこ焼き 串カツ 大黒屋激辛スパイスソース
鶯ボーロ みっくちゅじゅーちゅ 551蓬莱中華まん
関西風のすき焼きの割した
大阪はラーメンとカレーの激戦区である。今何がブームなのかは外来者にはわからない。スマホで食べログや最新版漬けなどを見ればわかるだろうが、自分のポリシーとしてある程度古い物であり、世間にも定着したものであるということを考えれば、そうは簡単に新規の人気店には行けない。行く店の数に相当限りがあるからだ。大阪きつねうどんは気軽などでよく行く。特にあの関西風の薄色の出汁が大好きである。うどんの出汁、汁の色、味は西日本では大体同じで、薄い色をしている。讃岐うどんも九州うどんもそうである。鳥取県のうどんも関西風の汁味である。お好み焼きも今でいう大阪お好み焼きである。父が作るのが好きだったので、子供のころによく食べた。従って逆にもんじゃ焼きや広島焼きには違和感がある。すき焼きも大阪と同様に砂糖と醤油で味をつける。しかし最近は割り下を使うことにも慣れてきた。
白みそ雑煮 箱寿司(郷土料理百選) てっちりなどの伝統物は当然食べない。それぞれの和食店に行けば当然あるだろうが、値段が高い、フグやカニは鳥取県に帰ればいくらでもある。だいいちここから大阪に持っていくからだ。カスうどんは最近埼玉県内のショッピングモールのフードコートで食べたが、おいしかったので今度は大阪で食べてみたい。スパイスカレーが今はブームのようなのでこれも激辛店を探して挑戦してみたい。ラーメン店も新しいものがたくさんあるだろう。