今月初めの11月7,8日に筑波山と袋田の滝の紅葉を見ようと茨城県方面に行った。
でも本当の狙いは茨城県中部の太平洋沿岸にある鵜の岬国民宿舎に宿泊することであった。
筑波山は埼玉県内からも、東京スカイツリーからも見える。
周囲には高い山がないので、800メートルくらいの山頂でも相当高く見える。
二つの峰があり、手前が男体山、後方が女体山であるが、女体山のほうが少し高い。
ウイークデイなので駐車場は空いているが、土産物店の女将たちの客引きは結構なものだ。
神社を見ればどこも同じように見えるが、自分としてはそんなに興味があるわけではない。
神社は有名なものや地方の氏神のようなものまでたくさんあるが、大きさがあまり変わらないのはどうしてだろう。
伊勢神宮や出雲大社などが特に大きいわけではない。
ケーブルカーで山頂に登るが、期待していた紅葉はこの付近では一切ない。
上り下りが途中の複線区間で交差する相互通行の仕組みになっている。
山頂駅は本当の山頂かと思っていたが、見学場所は男女二つの峰の鞍部にあった。
20年くらい前に来たことがあったが、その時のことはもう忘れてしまっていた。
そして肝心なことは、ここでも紅葉はダメだった。
木々は色の悪い枯葉のようだった。
土産物店の女将は今年は先の台風で紅葉すべき葉が散ってしまったみたいなことを言っていた。
天気は晴れだが、視界ははっきりしていない。
東京や埼玉方面を見るためには、徒歩で男体山山頂まで登らなければならない。
紅葉に関して言えば本日、筑波山の紅葉情報を見たら、例年との程度の差はよくわからないが、立派に紅葉している様子が映っている。
要するに行く時が早すぎたということか。
これはグループでいったが、各自の日程の都合上どうにもならない。
帰りにはふもとのそば店でそばを食べた。
色の黒い田舎そばだ。結構おいしかった。