大分空港のお土産 あつめし りゅうきゅう 関サバ | 全国のスーパーで買うご当地食品を探しに(Seeking for the local food products in Japan)

全国のスーパーで買うご当地食品を探しに(Seeking for the local food products in Japan)

食品スーパーが好きな私は、その土地でしか売られていないものを見つける旅に最近車でよく出かけています。現在住んでいる首都圏のスーパーでは見かけられないものを、各地のスーパーの売り場でご当地食品見つけたいと思います。

大分空港のお土産売り場はそのジャンル別にはっきりと分けられている。

 

 

農産物、海産物、農産物加工食品、お菓子類が主である。

 

 

だが他とは違ってお菓子類の売り場面積は少ない。

 

 

農産物と海産物が圧倒している。

 

 

海産物売り場で目に付くものは、あつめしとりゅうきゅうである。

 

 

 

 

あつめしは国の農山漁村の郷土料理百選の大分県代表の一つに選ばれている江戸時代から続く伝統漁師料理である。

 

 

主に大分県南部地方の漁港から始まったものであるが、要するに青魚の漬け丼である。

 

 

全国の寿司屋ではマグロの漬け丼がよくメニューにあるが、だいたい似たようなものであるが、酢飯ではないところと味付けが甘い九州の醤油を使っているところが違う。

 

 

三重県中部の漁村に伝わる伝統料理のてこね寿司ともまたよく似ている。

 

 

 

 

同じようなものが宮崎県北部地方にもあり、これはひゅうが丼ともいわれる。

 

 

ぎょろっけとは山口県萩、佐賀県唐津、大分県にもある魚肉のミンチコロッケのことらしい。

 

 

この漬け刺身の部分はりゅうきゅうと言われる。

 

 

 

 

 

りゅうきゅうは3年位前にケンミンSHOWでその存在が発覚した。

 

 

たぶん大分県以外の人はその意味が分からなかっただろう。

 

 

りゅうきゅうとは沖縄のことだが、その関係は諸説ありではっきりしない。

 

 

自分は3年前に大分県に行ったときに、大分駅前の居酒屋でりゅうきゅう丼を食べたことがある。

 

 

 

 

やはり漬けが甘いというのが特色だ。

 

 

これにお茶などをかけるかどうかはレシピ集などを見ると両者あり、どちらでもよいみたいだ。

 

 

ただこの丼にはお茶をかけて召し上がってくださいという雰囲気はある。

 

 

 

 

刺身をお土産として持って帰るのはなかなかしんどいので、りゅうきゅうのたれが売っている。

 

 

これはお土産用に作られたたれなので値段は高い。

 

 

スーパーではフンドーキンやフジジンのりゅうきゅうのたれがもっと安い値段で売っている。

 

 

 

 

関サバ、関アジも大分名物だ。

 

 

むしろ全国的にはこれが一番よく知られている。

 

 

自分のこの3年前の時、佐賀関の道の駅のレストランで食べたことがあるが、何しろ高級魚のためスーパーでは見かけなかった。

 

 

大分市内、別府市内の料理店、居酒屋で食べれるだろう。

 

 

なおサバは冬の時期、アジは夏の時期がよいとされる。

 

 

また遊漁船も出ており、自分はこの時船釣りの道具も持って行ってたので、やるき満々だったが、なぜか佐賀関ではその姿を見かけなかった。

 

 

大分市内の漁港から出ているそうだ。

 

 

でもサバを釣るなら冬でないと保存の関係で全く話にならない。

 

 

関サバ、関アジのりゅうきゅうはたぶんおいしいだろう。

 

 

別府温泉の旅館なら多分とりてんややせうま、だんご汁などもの他の郷土料理も含め出ているだろう。