調布と吉祥寺は大きく見れば大体同じ地域で、距離的にもそんなに離れてはいない。
しかし車で行く場合、吉祥寺にはその手前に井之頭公園が壁のように立ちふさがりそれを迂回して、吉祥寺駅前に出るのには苦労した。
吉祥寺は中央線沿線では大きな町だった。
だが吉祥寺市という市町村はなく、ここは昔から武蔵野市であった。
この吉祥寺駅近くに『カーニバル』という輸入食品を取り扱う店があるというので、変えるついでだがのぞいてみた。
店は駅北口より左方向の商店街の中にあった。
見た感じは普通の商店、八百屋のようだった。
スーパーというほどの広さはない。
新大久保には韓国食品、アジア食品を扱う店が多くあるが、こうした店と外見はあまり変わらない。
中にはやはり一応のものが白っている。
細かいことはさておき、ここはどう見ても商品の陳列がKALDIっぽい。
前に行った麻布十番のデリカテッセンが、少し広さに余裕のある小型のスーパーだったようなのに対し、ここはドンキホーテの店内感がある。
何か買おうかどうか迷ったが、スペイン製のサラミが置いてあったので、これを一応かごに入れた。
スペインに行けばこのサラミはどこの店にもあふれているが、この種類のものは日本ではちょっと見かけない。
それに結構量はあると思うのに900円くらいとは安いのではないか。
スペインでも自分の経験では4ユーロ(500円)くらいはしそうな感じだ。
これを1本と結構大瓶のオリーブが安かったので、これ1個。
さらに見たこともないペペロンチーノの元のようなものがあったので、これを買った。
全部で1300円くらいで、値段的にはあまり高くはない。
だがしかしチーズだけではどこの店でも高い。
何故、肉より高いのかその理由が分からない。
ヨーロッパでは激安といってよいのに。
ナテュラルチーズには賞味期限の問題があり、廃棄が多いせいなのだろうか。