帰るのは翌日になるが、午前3時発の成田便。羽田便は着くのが深夜になり、埼玉までの交通機関がない。
従って成田便を選んだ。
またもう一つ良いことに、一泊する必要がない。
荷物はホテルに預けておいて、空港に行く時間に取りに行けばよい。
宿泊費も節約できるし、日中がフルに使える。
さてその空いた時間を使って、ホテルの近くのカルフールに土産物を買いに行った。
土産と言っても誰かにあげることを想定したものではない。
あくまでも自分が帰ってから食べようと思っているものである。
私は言いわけではないが、外国から買ってきた食料品は、原則として人には配らないようにしている。
免税店のチョコレートナなどはよいが。
衛生状態に自信がないからだ。
特に中国物など絶対にに配らない。
私自身は中国物も今まで散々食べたが、今のところ何ともないと思うが。
ドバイのお土産として今までチェックしたものが、まずはデーツ。

日本でもスーパーやアメ横でも見かけることもあり、結構食べたことはある。
店内に山と積まれたお土産使用のデーツのを見るとこれが一番人気があるとわかる。
またチョコレートも多い。
次の香辛料。
でもここで売られているものは、日本でもある。ただ値段が安いだけ。
ナッツ類もある。
これも日本に輸入されている。値段は同じくらい。コーヒー豆があった。
これは正直安い。
そこで買ったのは主にコーヒー豆とデーツだった。
コーヒー豆は100グラムが150円くらいで日本より安い。
また煎る前の乾燥はさせてあるが、緑色をした豆も売っていたので、これを買った。
日本では見たこともない。
店員はこれでは飲めないと言っていた。
どう処理するかはわからない。
ネットで調べれば多分出ている。
しかしどこででもそうだが、雑貨、民芸品の類、ブランドものなどは買わない。
いわんやペルシャ絨毯や宝石、装飾品、置物などはもってのほか。
私は見て楽しむものにはあまり価値を感じない。
つまりコストパフォーマンスを重視する。
価値より使用価値をだ。
時計、バックなどの偽物はたまに買うこともある。
ドバイには屋台がなく偽物のマーケットはないみたいだ。
荷が重くなったのでホテルへ帰り、スーツケースにぎゅうぎゅうに詰めて、深夜空港へ向かった。
時間は11時だが、やはり人はいない。
しかし時間がたつにつれてだんだん増えてきた。
チェックインをし、左側のAの座席を指定した。
何故なら帰りの便で期待したのは昼間のパミール高原越えである。
飛行機は東に行くので、A席だと写真を撮る際に逆光にはならない。
世界の屋根を写真におさめたかった。
早々と出国手続きを済ませ、免税売店があるところに向かったが、これがまたすごかった。
免税店は24時間営業で乗客でごった返していた。
エミレーツ航空は深夜の乗継便が非常に多いからである。
余ったお金を計算し、すべて使い切るように値段に合ったスコッチウイスキーを買った。
3日間の合計交換金額は3万5千円ほどであった。
でも大部分は成田で変えていたので、こちらのうまいところで替えていれば、3万2千くらいだったかもしれない。
2時半ごろエミレーツ航空成田便に搭乗することができた。