反体制運動の影響

昨年２月の政変以降
ミャンマーでは二つの反体制運動があります。

一つは
CDM（市民不服従運動）で
公務や業務を放棄する運動で
公務や業務を放棄することで
体制側に資金がいかないようにする、
と
言った内容です。

もう一つは
PDF（国民防衛隊）で
こちらはより具体的に治安部隊への武力攻撃。

反体制派のこうした動きは
国を思う気持ちから出ているので
どうしようもないのですが
余波というか影響が出てきているのも事実で。

日本行きが決まった人達が
CDMもしくはPDFに参加していたため、
空港で捕まって出国出来ない事例が
ここの所
毎日のように出ています。

どういったリストになっているのか
その部分はわかりませんが
空港で捕まるぐらいですから
かなりのデーター量を政権側が持っていると思われ
恐いのは
本人だけでなく
その親族まで連鎖してる恐れがある事です。

また
PDFにいたっては
武力行為ですから
今の政権側からすると
明らかなテロ行為に当たる為
さらに厳しい影響が出ています。

ザガイン地区のある村は
村全体がPDFに参加しているため
その周りを未だに治安部隊が包囲しているようです。

その為
その村から出ることが容易ではなく
出ると
非常な危険があるとの事。

例え本人がPDFに参加していなくても
その村から出ようとすると
治安部隊が確保、もしくは殺害の危険があり
また村人からも出れないような処置を取られ
村から出ることが出来ない状態があると
そんな話にもなっています。

そんな状態ですから
シマグニ行きの活動の中でも
辞退やエントリー出来ないといった状態も出てきており
影響があちこちで見られるようになってしまい
非常にメンドウな事になってきてます。

これはこれ
それはそれ

が
通用しないので
シマグニ関連の事については
より
慎重にならざるを得ない、

そんな状態です。

本日も
一人、

そんな人が出て。

ホント

政変の影響がこんなところにも出てくるなんて
その当時は
想像もしなかった、

いや

今ですら

出来なかった。

せっかく来ていただいたのですから
↓　せめて押して帰っていただけたら最高ですッ！(笑)