毎年、日本全国で殺処分される犬猫の数は、本当に嬉しい事に減少しています

しかし、減少していても、気になることもあります

 

それは、保健所や保護団体さんからの里親募集の情報が

 

ブリード犬(人為的な繁殖犬)の割合が増えてきたこと

 

以前は、雑種と呼ばれ犬種に分類されない犬が大半を占めていましたが

 

最近では、少なくなっているように感じます

 

このまま、人の手により淘汰されてしまうのでしょうか?

 

動物愛護を訴える方の中には

 

そのことに関して見向きもされずに

 

ペットショップ問題のみに終始されて

 

ペットショップの蛇口を締めるという比喩を使っています

 

現実の殺処分された犬猫の減少は

 

この雑種と呼ばれる犬を含んだ放浪犬、自由犬の減少に起因しているもでは…

 

ですから、私的に

 

ペットショップの問題に世間の目をそらしつつ

 

愛護といいながら

 

この子たちを淘汰しようとしているのでは

 

と…穿った見方をしてしまう時も多々あります

 

 

そんな中で、殺処分ゼロが達成されても個人的には大変

 

不本意でもあり

 

茶色のワン、ブチのワン、真っ黒なワン、ソックスを履いたワン…など

 

世代的に身近に存在したワンたちですから

 

どうか、存在し続けて欲しいと思っています

 

因みに我が家のワンも雑種と呼ばれていますが

 

全国でそっくり犬をたくさん見かけます

 

 

その為にも

 

保健所や保護犬猫の選択肢を当たり前にして

 

日本全国がブリード種のみになることを回避しなくてならないと思っています

 

人間は種を絶滅に追い込んで初めて、その重大な過ちに気が付きます

 

雑種と呼ばるからと言って(現時点に過ぎないかもしれません)

 

根絶やしにして言い訳はありませんよね

 

 

ペットショップの問題は決して見過ごして良い問題ではありません

しかし、ネット情報の中にはあきらかに現行法で規制できる、または処分の対象になるであろう情報も多々あります。応援団として保健所に収容された犬猫の問題(命の期限を付けられた犬猫たち)とペット業界の問題は、別に考えなくてはいけない重大な問題だと認識しています。残念ですが、ネットに流れる情報の事実関係については確認する術はありません。もし、本当にペットショップでの虐待や殺しなどの事実を知っていたなら、告発してくださることを犬猫に代わって心よりお願い申し上げます。