ひこにゃんが年中さんの時の話。
←コレですわ
うちは母子家庭で
ひこにゃんは父親を知らない。
訳あって
年中より保育園から幼稚園に変わったけど
幼稚園には
保育園の時にはなかった
父親参観があった。
当然、私が行くつもりだった。
と、いうより、行く人がいない……
ひこにゃんにもそう話した。
ちょっと寂しそうだったけど
納得してた。
納得するもしないも、仕方ないよね。
いないんだから……
そんな中
弟が声をかけてくれた。
「僕でよかったら、行こうか?行くよ。」
当時、弟は21歳の学生だった。
お父さん、ではなく、
父親参観に来てくれた弟の顔。
帰宅後
それはもう
嬉しそうに私にこれを見せてくれた。
この顔を見て
弟の顔が喜んでる
というよりは
ひこにゃんが喜んでると思えた。
弟にお礼を言うと
「え?僕は何もしてないよ。」と。
小さい時の作品や手紙は
いくつか取ってあるけど
衣装ケースに入れてある。
あれを開けるには覚悟がいる。
泣くから……
←こんなかわいくない
←こんなかわいくない
←コレですわ
でも
この作品だけは
ずっと
洗面所の棚にある。
それは何故か……
ひこにゃんのあの時の気持ち…
そして
弟への感謝の気持ち…
これを
忘れちゃいけないと思い
目につくところに置いてきた。
弟には本当に助けられてきた。
助けられている。←現在進行形。
だから
自分なりに
ほんの少しでも恩返しがしたい!!
弟よ、いつもありがとう!
本当にありがとう!!
今までそう言っても
「は?何が?僕は何もしてないよ。」
と淡々と言う。
それだけじゃなく
涙ぐみながら感謝を伝える私に
「何、泣いてんの?」と言わんばかりの
いや、それ以上に、
まるで
奇異な生き物を見るかのような
無言の視線が飛んでくる…
それはもう突き刺さる視線

伝わらない?
いや
伝わってないとは思いたくないけど
かなりの温度差がある。
ずっと、そう。
性格か?……性格だ

最近も涙ぐみながら話す私に
さらなる奇異な視線が
超高速で飛んできた。
だから、私は付け足した。
「更年期だから適当に流して……
」
」そしたら
適当どころか全て流された……

……
ま、こんなもんだね

」と。