作らなくては…と思いながらも
作る気になれず
でも
作らなくては…と作成。

余談だけど
私は全摘した後も
乳房再建の希望はなかった。

どんな選択肢にも
メリットとデメリットがあり
自分なりに考えた結果
私は再建ではなく人工乳房が欲しかった。

人工だろうが
あるのとないのでは違う。

胸は
洋服を着るのだから
直接的に人目につくものではないと
言い聞かせても
洋服の上からのシルエットは全く違う。

だから
自分を慰めるためにも欲しかった。

人工乳房のパンフレットを2社取り寄せ
真剣に考えたけど
1年3か月の高額な抗がん剤治療。

母子家庭なのに
治療中の半分以上は休職してしまったから
給料が減額した上での
治療費と生活費では
とても人工乳房までは手が出なかった…

物事には優先順位ってものがある。

いくら
人工乳房を欲しかったとはいえ
泣く泣く我慢した訳ではなく

優先順位が高いひこにゃんの進路に
希望と未来を託した。

それが何よりの励みだった。

全摘後の左右差は歴然としており
まず鏡は見なくなった。

見たくない。

私は入浴中もあえて鏡は見ないし
着替え中も見ない。

仕方なく見る時は
皮膚に違和感を感じる時だけ。

全摘して6年。

片胸の自分の姿を鏡越しに
しっかりと見たのは
1回だけ。

見たかった訳じゃない。

でも
その時は何故か
自分の姿を見なくちゃいけないと思った。

見て、ひとり、号泣。

分かってはいるけど
鏡に映る自分はあまりに悲しかった。

でも
それが現実だった。

乳癌になってからは
写真もよほどの相手じゃなきゃ
撮りたくない。

既製品のパッドは
いくつか試したものの
あまりピンとくるものがなく

結果

自分で作ることにした。

なくなった右胸の記憶と
今ある左胸に合わせて作るのだけど

当然

所詮

作り物。

一緒になるはずがない。


だから
少しづつパターンを変え
毎回試行錯誤。

きっと

間違いなく

永遠にしっくりくるものはないと考える。

左右対称は難しい。

でも

なんとか左右差を誤魔化せるよう
パッと見を取り繕うために作る。

それを
今まで繰り返し
そして
この先も繰り返す。

パッドだけ作るのは
やっぱり気持ちがズドーンとなるから
バックインバックも作成。


適当に裁断してしまったから
今まで使っていたものより
縦のサイズが高くなってしまったショック

また作るのも面倒だし
コレを使おう汗笑