前回投稿した翌日
みるくが急変しました。

たまたま1時間早く帰り
たまたまひこにゃんと駅で待ち合わせ
たまたま動物病院に行こうと
向かっている最中に呼吸停止しました。

運転中の膝の上でグッタリしだし
あれ?と思い
声をかけるとこっちを向いたものの
グッタリしたまま失禁をしました。

こんなことはないから
まさか?!と思うと
あっという間に脱力し
呼吸が弱くなり
チアノーゼになりました。

ひこにゃんと合流できてないから
「ダメ!」と声をかけると
真っ青になった舌を出しまま
精一杯の力を振り絞るかのように
か弱い声で「くーん。」と鳴き
呼吸が止まりました。

ひこにゃんに電話して
このまま動物病院に向かうから
タクシーですぐ来てと話し動物病院へ。

呼吸停止したみるくを抱き
走って入り
救急処置中にひこにゃんが到着。

タクシーが捕まらず
交通機関を使い
最寄り駅から走ってきました。

諦めではなく
状況から判断して
おそらく厳しいだろうと話しました。

頑張ってほしい気持ちと
覚悟の気持ちで
お互いに涙をためながら
無言で待ちました。

声がかからないのは
まだ処置中だからであり
みるくは頑張っているんだと思い
ただ待つのみでした。

やっと主治医から説明があり
呼吸状態が悪いので高濃度酸素室に入り
点滴をし利尿剤を投与していると。

高濃度酸素室から出すと
呼吸が止まってしまうので
採血とレントゲンしかできないと言われ
レントゲンを見て絶句でした。

肺が真っ白でした。

あれでは息が出来ません。

主治医によると
おそらく僧帽弁閉鎖不全による
急激な肺水腫で急変したと。

小型犬は高齢になると
僧帽弁閉鎖不全症になることが多く
時に急変する場合があると。

なんとか命は取り留めたものの
入院となり
今夜が峠だと言われました。

説明を聞いた後
みるくに会わせてもらうと
高濃度酸素室で点滴をしながら
グッタリと伏せていました。

でも
私とひこにゃんが声をかけると
こっちを見て
顔を上げ
フラフラとしながら立ち上がりました。

また明日来るからねと声をかけ
帰宅する車内で
ひこにゃんが言いました。

「たまたま母が早く帰っててよかった。
たまたま病院に向かう途中でよかった。
たまたま酸素室が空いててよかった。

早く帰ってなかったら
きっと帰った時には亡くなってた。
病院に向かってなかったら
きっと処置が間に合わなかった。
酸素室が空いてなかったら
必要な治療ができなかった。

この状況でも自分達を
ちゃんと認識してくれてよかった。
立ち上がった姿が見れてよかった。

あとは先生とみるくに任せるしかない。
頑張ってほしい気持ちはあるけど
苦しい思いばかりをさせたくはない。」
と。

私は自分が乳癌になってから
みるくは私がちゃんと見取りたいと
思ってきました。

飼った以上
最後まで責任を持つべきです。

それはもちろんのこと
もうひとつ理由がありました。

仮に
私がみるくより先に逝ってしまったら
ひこにゃんは私を見送った後
またひとりで
今度はみるくを見送ることになります。

私が先に逝ったら
みるくがひこにゃんに寄り添ってくれる
という思いもありますが
みるくも高齢になってきたので
みるくを失った悲しみを
一緒に共有できる方がいいのでは
と思ったのです。

みるくは
ひこにゃんが中1になって間もなく
ひこにゃんの強い希望で
うちにやって来ました。

母子家庭でひとりっ子の
ひこにゃんにとって
みるくは妹でもあり
大切な家族です。

みるくに万が一のことがあったら
ひこにゃんがどうなるのか心配でした。

でも
いざこうなり
ダメなのは私の方でした。

入院中は
毎日ふたりで顔に見に行きました。

みるくはすごく頑張ってくれました。

こんなに頑張り屋さんだとは
知りませんでした。

6日間入院し退院。

でも
心雑音は6段階ある評価のうち5段階で
心肥大もあり
この先ずっと内服が必須で
いつどうなるかは分からない状態です。

それでも
家に帰したかったです。

例え1日でも連れて帰りたかったです。

今まで
落ち着きがないほど動き回り
食べることも大好きだったのに
動き回れなくなりご飯も心臓食のみ。

もどかしい気持ちもあるはずです。

病名と状況は違うけど
その気持ちは分かります。

グッタリしてると
息が止まってるんじゃないか
と心配になり

仕事から帰り玄関を開け
ゲージをひっかく音がしないと
心配になり

呼吸状態を確認してはひと安心し
目を開けた顔を見てはひと安心しての
繰り返しです。

毎週受診で
診察と内服だけではなく
レントゲンや採血があると
ドキッとします。

みるくは保険に入っていないので
自費なんです。

保険って大事です(笑)
 ↑
こうやって言える状況になり
何よりですが
現実問題としてはなかなかのモンです。

最近少しづつ元気が出てきました。

でも
年齢的にも
病状からも
残念ながら完治はありません。

それでも
たまたま…の運が重なり
奇跡的に復活することが出来ました。

主治医がとても良い先生で
ありがたいです。

みるくを可愛がってくれ
気にかけてくれる方々にも
感謝です。

今のこの状態を現状維持できたら
それがベストなんだと思います。

そして
1日、もう1日、
と繋げていけたら…
繋げていきたい…
と思っています。