9月10日 本日も朝からウォーキング兼バードウォッチング。相変わらず写真のない投稿であるが、わたしはカメラは持っておらず、スマホでの野鳥の撮影もかなり厳しく断念している。出来ることならかわいい野鳥を撮影してブログに貼付したいのは山々であるが...。双眼鏡にスマホを固定するやり方があるようだが、わたしの技量では使いこなせるかわからないので、しばし検討中である爆笑


もとい、本日は少し調子が悪い。まず朝一の出だしが遅かった。いつもより30分ほど遅れてのスタートである。歩き始めてすぐメジロが飛んできたが、双眼鏡のピントがイマイチである。その後もヒヨドリ、ヤマガラと続けてチャンスはあったがまたまたピントが合わずネガティブ

全然使いこなせて無いなぁ⤵︎と落ち込みながらウグイスの地鳴きスポットへ差し掛かった時、左前方に黒い影が横切った。先日高い木の梢に茶色の小鳥が止まったポイントである。目を凝らしていると木々の間を縫って黒い影が2羽行き来している。双眼鏡を構える暇もなく影の主たちは左手の木々の中へ消えていった...。今の鳥はなんだろう?期待を巡らせながらコースも折り返しに差し掛かかった頃、電線の上に小鳥が数羽留まっている。おそらく燕だろう。忍足で徐々に距離をつめ見上げていたが2羽だけがなかなか逃げず結構至近距離で観察させてもらった。


お恥ずかしい話だが、わたしは歩き出して1時間もしないうちに毎回トイレに行きたくなってしまう。ウォーキングコースには公衆トイレがなく、毎回2周目は我慢しながら歩いているが、今日はちょっと不調だしトイレにも行きたいし帰ろうかな..,と思ったが例のウグイススポットが気になり2周目を歩く事にした。


カーブの向こう、妖精現る‼︎

ウグイスの地鳴きスポットへ差し掛かった時、左前方にまたまたチラつく影を発見した。その影は木の間をパタパタ飛びながら行き来している様だ。影の主との差は数メートル。そうっと忍足で近寄り様子を伺う。双眼鏡を構えて覗き込んだ先には大きなまんまるおめめのかわい子ちゃんが映っていた。


あっ!あなたはエゾビタキさん‼︎

大きなまんまる目に胸にはくっきりと縦班、お腹から尾羽に続く腹部分は真っ白だったので間違いないとは思うのだが...多分エゾビタキさんだったと思う。判断の仕方などの情報はネットに溢れかえっているが、わたしにはくちばしの形やらくちばしの下部の色で判断とか距離が遠すぎて判別不可能である魂が抜ける多分"こないだ梢で見た茶色の子"もこの子だったのではないだろうか。しきりに数メール四方の木々の間を行き来しては梢に留まってを繰り返している。


あっ!ホバリングしてるっニコニコ虫がいたのか梢の手前で羽をバタバタさせて空中で止まっている。かっかわいいっ無気力もうなんだろう。動作一つするにしても何をとってもいちいち可愛いのである。小首を傾げる表情なんか悶絶ものである。あの大きな目から人間を虜にするハイビーム光線か何か出してるんじゃなかろうか。鳥が移動するのに従って身体は引き寄せられ、レンズを覗いたまま気づけば数メール移動していた。もう夢中である(笑)口はぽかーんと開け、レンズを覗き込む視線はただ一点をひたすら見つめている。側から見ればすごく間抜けな表情になっているのは分かっている。分かっているのだがそんな事はどうでもいい。ただ見たい。それだけなのだ。ひとたびあの可愛いさに取り憑かれてしまったが最後、こうなるのである。

ストーカーもほどほどに

正に妖精ではないだろうか。いつものカーブを曲がった先に突然の妖精降臨。すっかり舞い上がったわたしは調子に乗って忍足で少し鳥との距離を詰めようとした。エゾビタキさんはかなり離れた道の先とわたしの方を交互にキョロキョロ見ている。こっちに気付いてるかも知れない。


目尻を緩ませ一心に自分を見てくる人間に小鳥も限界だったのであろう、突然"もうこれ以上追ってくれるな"と言わんばかりに手前の藪の中に吸い込まれるように飛び込んでしまった。それっきりである。夢から覚めたわたしは余韻と多少の名残惜しさを残してその場を後にした。よくよく考えるとあまりしつこく追うのも良くない。鳥も警戒しているだろうし気づいているから逃げるのだ。あまりしつこくしてストレスを与えてしまったら元も子もない。分かってはいるのだが、やはり可愛い存在かな、見たいものはみたいのである。

動物の観察ってこの葛藤や誘惑との戦いだと思う。ストーキングもほどほどに。次回からは少し距離を保って程よい距離感で観察してみようと思う。謙虚にしていると案外鳥の方から無害な人物とみなされて近寄ってきてくれるかも知れない。


デレデレした表情のままアパートに戻って車から降りた瞬間、車の向こう側にホオジロが飛んできた。歌舞伎顔だったのでオスだろう。ホオジロ君は地面をぴょこぴょこしたのち芋虫を咥えて飛び去った。エゾビタキさんにホオジロ君。前半はイマイチであったが後半は大満足であった。わたしのウォーキング兼バードウォッチングは2周目からが本番の様である。