7月のわたしは双眼鏡を片手にウォーキングコースを徘徊していた。前回の部分でも少し触れたが、次は野鳥にハマったのである。
が、なにせ時期が悪いのか、わたしが探索オンチなのか鳥が全くいない。いてもヒヨドリのヒヨちゃんくらいである。耳を澄ましてみると鳥の声はするにはするのだが姿が見えない。
朝一か夕方がいいよね?
双眼鏡が届いて初歩きした日、夕方を狙って行ったのだが、早速一羽頭上の木の上に飛んできた。慌てて双眼鏡を構えてみたがレンズの焦点が合わせきれずモタモタしているうちに居なくなってしまった。わたしのバードウォッチング初観測は、何だかわからない小鳥のお尻であった(笑)
ウォーキングも折り返し手前になった頃、前方数メールのところにスズメみたいな小鳥がぴょこぴょこ歩いているのを見つけて双眼鏡で覗いたまましばらく後をつけてみた。
側からみると完全にストーカーである。身体はスズメみたいだが目に沿って白いラインがあった。帰宅して早速ネットでググってみる。特徴からみて多分ホオジロの雌だろうか。数日後に今度は雄らしき個体も見れた。
野鳥の鳴き声も調べてみると面白い。今までもよく耳にはしても何の鳥がわからなかったが、今回いろいろな動画を見て、少し気になっていた謎が解けた感じである。例をあげるとキジバトやコジュケイという鳥である。鳴き声が特徴的で比較的よく耳にするので密かに気になっていたのである(笑)
推し活開始...そしておあずけ
そしてもう一種、気になっていた鳴き声がある。今まで気にしてなかったのに7月頃から急に気になりだした。この声がとにかくやかましい(笑)コジュケイとヒヨちゃんも大概やかましいが、こちらもなかなかである。かなりけたたましいので"うわ〜っなんだ何だ?どうしたどうした?"とびっくりしてしまうのだ。
勢いよくピリリリリーと鳴いたあと、ピッチョピッチョと連続して鳴き続ける。何だか止まりそうで止まらないルーレットのような鳴き方である(笑)こやつの正体は一体なんだ?正体は意外な鳥であった。
ウグイスである。わたしはウグイスの囀りは有名な"ホーホケキョ"しか知らなかったが、他にも2種類鳴き方があるらしい。
ジャッジャッと地味な鳴き方の地鳴き、あと今回のけたたましいのが"谷渡り"というらしい。わたしはこの谷渡りが異常に気に入ってしまい7月は谷渡りブームであった。聞いていてよくもあんなに息が続くもんだと感心さえする。そして声の主がわかり改めて意識して聴くとだんだん愛着が湧いてくるものだ![]()
だが愛着がわいて束の間、いろいろ調べていると他の鳥はワンシーズン同じ相手とペアを組んで子育てをするが、ウグイスは一夫多妻制である事が判明した。複数のメスを抱え込んで...そりゃ忙しく囀りもするだろう。可愛い顔してとんだハーレム野郎である(笑)
最近は暇さえ出来ればウグイスの動画を観て癒されている。よくよくみると囀る時は身体がビヨーンと伸びている。他種の雄に比べたら地味な見た目だが、わたしはすごく可愛いと思う。あんな小さな身体で一生懸命に鳴いている。春先には発声練習もするらしい。健気で可愛い鳥である。
ちなみに地鳴きの動画もお気に入りである。たまたまそうゆう動画に当たったのかもしれないが、あの一鳴きするたびにいちいち身体の向きを変えてかなり忙しない,"かわいい"の前に"可笑しい
"感情が先立ってしまう。警戒などの意味合いがあるそうなのでウグイスにとっては真剣なのだろうが...。
今までこんな小さな可愛い存在をスルーしていたとは。なんて勿体無い。そして7月後半のわたしはウグイス探しに夢中になった...。
が、声はするが姿が見れない。ここら辺にいる!と目星をつけても居ないのである
"姿を見れない鳥"と謳われているが本当だ。
あるカーブ道に差し掛かった時、右前方の木の上の方から囀りが聴こえてきた。あっこの木にいる!と思い葉の隙間を目を凝らすように眺めていたら谷渡りが始まった。双眼鏡でサーチするがやっぱり見えない。今度は左前方の薮の中から声がしたのでそっちへ行くもやはり見えない。諦めて双眼鏡を下ろした瞬間に"ホーホケキョ🎵をのどかにやられた。
完全におちょくられている![]()
攻防戦は100%わたしの惨敗で終わりである。いや、ウグイスどころか他の鳥すら見つけきれない。メジロが大きな木にスズナリになっていたのを双眼鏡で追ったが、すばしこくて追いつかないのである。これ逆に肉眼がいいんじゃね?とさえ思えてくる。
諦めてウォーキングを再開していると、今度はウグイスの谷渡りが聞こえてきた。が、下手な子だったらしくピルるるる〜ケキョ...なんとケキョが一回で終わってしまった。その後もう一度トライしたようだが、またケキョが一回で終わっていた。切ない時間が流れていたが来年は上手く鳴いてほしい![]()
そんなわたしの推し活もも8月3日あたりから急に寂れてしまった。朝に一度囀りを聞いたのを最後に鳴き声を聞かなくなった。きっと繁殖、子育ての時期が終わったからであろう。あんなに毎回うるさいくらい聞いていたのに...結構寂しいものである。だが秋くらいからは地鳴きの季節なので時期が来たら攻防戦の再開である
それまでは推し活もおあずけ。
初聴の鳥の声を聞けばネットで検索する、今日この頃である。
追記、ウグイスって角度によってはおじいちゃん顔だなぁ...(笑)