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今日は久しぶりにミューズのホロスコープをやりますニコニコ

今回はエリザベス・テイラーさんです。

 

伝説級の美貌の女優さんとして有名ですね。

子役としてデビューして映画「クレオパトラ」では当時最高額のギャラをゲットしております。

そして結婚7回、離婚8回とプライベートも桁外れの数字をお持ちです。

80年代からは米国エイズ研究財団の立ち上げメンバーとして参加したり、93年にはエリザベス・テイラーエイズ基金を立ち上げたりと社会的にも貢献されております。

ではホロスコープを見ていきましょう。

 


 

1932年2月27日生まれ。太陽は魚座でさらにほかの惑星も水のエレメントが多め。次に火のエレメントが多めですね。地のエレメントは海王星のみ。

 魚座は繊細でロマンチック、火も多めですから情熱的。


ハウスを見ると、第2ハウスと第8ハウスに惑星が集まっております。

第2ハウスは金銭と収入、主に自分で稼ぐ収入のこと、第8ハウスは相続と性、こちらは他者からもたらされる恩恵、金銭などです。

11ハウスには月があって、第2,第5,第8,第11ハウスは継続力や持久力のあるハウスです。

経済的には安定しやすいですが恋人、人間関係などには振り回されやすい面もあります。

 

第2、第8ハウスはさすがですね。子役としてスタートして、莫大な富も手にしてって、そのままホロスコープに出ておりますね。

「バターフィールド8」と「ヴァージニア・ウルフなんか怖くない」でアカデミー賞主演女優賞を獲得しております。


もう少し細かく見ていきましょう。

太陽と水星、火星のコンジャンクションで、水星は知性や言語を司ります。 

水星の年齢域は7歳から16歳頃、エリザベス・テイラーは10歳で子役デビューしておりますが、それまでにも契約のオファーはあったようですね。

彼女は集中力も記憶力も抜群だったのでしょう。「ワンショット・リズ」というあだ名で呼ばれていたそうですが、セリフをほぼ間違えることなく、ワンテイクでOKが出るというところからつけられてようです。


ここに海王星が180度の凶角を取っております。

海王星は精神世界や夢の世界といいましょうかね、悪く出れば幻覚やアルコール依存などという形で出ます。

彼女の場合は女優さんとしてフィクションの世界を演じるという形で昇華していますね。とはいえアルコールや薬物依存やなんかは彼女の人生にも付きまとっていきます。

 

次に目につくのは、第4ハウスの金星と天王星のコンジャンクション。

第4ハウスは家庭やプライベートを司るハウスです。金星は愛や美、金運など、天王星は改革や変化、ハプニングなどを意味します。

金星と天王星がコンジャンクションとなると、かなり惚れっぽいし、いったん好きになったら常識もモラルもお構いなしになってしまうでしょう。そこに木星がトラインで、ノーブレーキになりやすい。

更に第4ハウスですから、家庭生活を安定させるのは難しい。

太陽と火星、水星のコンジャンクションも悪く出ると口論しやすくなります。

そして第8ハウスの木星と海王星も結婚に対して不安定になりやすい。

彼女の場合は何度も結婚して不倫して離婚してというのを繰り返しております。


次に月は素の自分やインナーチャイルドであったり、結婚後の女性像や母親との関係でもありますが、彼女の月は蠍座です。蠍座の月はやや力を発揮しにくいのです。

その月をよく見ると木星とスクエア。更に対岸には傷と痛みを表すカイロン。(今回表示し忘れとります)


元々舞台女優だったお母様がステージママとして彼女を支えておりました。

しかしウィキペディアを読むと、撮影中の彼女を監視してミスや発声を細かく注意、更に家でも即効で泣けるまで容赦なく指導していたと。

16歳の時に女優を辞めて普通の子供に戻りたいと訴えたエリザベスに「貴方には責任があるのよ、エリザベス。私たち一家にだけではなく、この国、さらには全世界に対してのね」と返すお母様です。

まあ、控えめに言っても10代の女の子には重すぎますわね。

そういった幼少期の厳格な躾があったからなのか、好きになったらイコール結婚だと思っていたとも語っています。


ただ、このホロスコープだからこその彼女の魅力や色気もあるわけですね。

特に彼女の印象的な目元である「菫色の瞳」や二重まつげ(なんとまつ毛が複数列に重なって生えているそう!)などは人々の記憶に深く残る魅力でもありました。

こういった唯一無二の魅力はやはり金星、天王星のなせる業でしょう。

ノリが良くてお話上手なので、交友関係もわりと広いし、まあモテますわね。

 

若さの旬が過ぎた80年代からはエイズ撲滅運動に貢献していきます。

ここで第8ハウスの木星です。木星の年齢域は45歳からですが、それまで培ったものを社会に還元していく年齢域です。

彼女もエイズ研究財団の立ち上げや土星リターン頃の93年には自身の基金を立ち上げたりなど積極的に活動しています。


エリザベス・テイラーといえば、ハリウッド黄金時代の象徴のような、とっても華やかに見える存在ですが、最初の18歳での結婚では夫のギャンブルやDVが原因で9ヶ月で離婚、その結果流産も経験されて、三人目の旦那さんは飛行機事故で死別されています。

ご本人もアルコールや薬物依存、体重の増減にも悩んで、さらに70回の入院と20回の手術を受けていると言われていますし、結婚、離婚以外のプライベートも波乱万丈でした。


なんとなくね、今回のホロスコープから見えたのはエリザベス・テイラーさんは月よりも太陽を生きるしかなかったのかな、なんて感じました。


月は素の自分やインナーチャイルド、母親、女性の場合は結婚後の自分。太陽は社会的パーソナリティーであったり外に見せる顔のようなもの。夫や父親など男性性を表すこともあります。


彼女の場合は舞台女優だったお母さんの夢を背負わされた部分も大いにありそうですし、子供らしい子供時代も送れず、結婚後も経済的に支えたりと男性的な役割を担うことが多かったんじゃないでしょうか?


金星も強いから、良き妻、良き母というより、どうしても女性としての部分か強くなる。

実際、お年を召したあとも表に出てくる時は華やかに着飾ってらっしゃいましたね。

生涯ずっと女であることや恋する気持ちを持ち続けていた女性なのではないでしょうか。


そんな彼女も最後は4人のお子さんに見守られて2011年3月23日、79歳で永眠されました。


葬儀は予定より15分遅れて開始されたそうですが、これはご本人の希望だったそうです。


映画「陽のあたる場所」でエリザベス・テイラー演じるアンジェラはこう言っています。

「遅刻も私の魅力の一部でしょう?」と。



 社交界の華アンジェラを演じております。

まだ10代ですが、上記のセリフも納得!のド級の美人です。

 



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