新米占い師の☆つぐみん☆です。

 

今日はふたご座のミューズ、マリリン・モンローのホロスコープを読んでみます。

「眠るときは何を着ていますか?」の質問に「シャネルの5番よ」と返したのは有名ですね。

双子座の女性らしいウィットに富んだ言葉です。

 

 

まずは太陽、水星がふたご座でコンジャンクション。この水性に木星がスクエア。

水星は言葉やコミュニケーションを、木星は拡大、膨張の星です。

マリリンは電話魔でメモ魔だったようですが、とても勉強熱心でもありました。

女優として成功してからも、高校中退というコンプレックスを克服するため、あらゆる本を読み、アクターズスタジオにも通います。

「おバカなブロンド美人」のイメージからの脱却を図ろうとしていました。

 

月は水瓶座で木星、DCとコンジャンクション。さらに夢と幻の海王星、試練と課題の土星とTスクエア。

どこか儚げで守ってあげたくなるような空気感はここからなんですね。

そしてマリリンの父親は不明、母親はマリリンが幼い頃に精神疾患を発症し入院、彼女は里親の元を転々とする幼少期を送っています。

 

Tスクエアは葛藤の末のブレイクスルーのアスペクト。

この貧しく恵まれなかった少女のシンデレラストーリーは後に人々に夢を与える事になります。

 

さらに人に与える印象のACにはスター性を司る獅子座に海王星がコンジャンクション。

そして社会的ポジションのMCは容姿や五感を司る牡牛座で、愛と官能の星、金星が寄り添っております。

 

あの華やかさはACから、色っぽさはMCから来ていますね。

「世紀のセックスシンボル」の異名の通りです。

 

一方、MCそばにある金星には傷と癒しの星カイロンがコンジャンクション。

あるインタビューで

「14歳の時から私は女たちを苛立たせる才能をもっていたの。

パーティーに行って一晩中、誰も私に話しかけてくれなかったこともあったわ。」

と語っています。

ティーンの頃からすでに女性たちからの嫉妬の的となっていました。

しかし、その女性性こそが彼女をスターダムに押し上げます。


火星8ハウス、土星4ハウス、冥王星12(5度前ルールで)ハウスでの水のエレメントのグランドトライン。

水のエレメントは愛情や感性を表しますが、他者との境界線がなくなるほどの一体感を求めていたのではないかという気がします。

同時にとても感受性が強くて、撮影中に少しでも声を荒げられるとその日はもう仕事にならなかったとか。

 

 

そして地のエレメントには惑星がありません。

地のエレメントは仕事、肉体、お金を表しますが、このエレメントがないという状態は「リミッターが無くなる」ようなイメージでしょうか。

「人体解剖学」を愛読書にして、ポージングや、プロポーションへの研究を惜しみませんでした。

 

しかし、どんなに実績を積んでも、誰かと肌を合わせても満たされない、そんな感覚があったのかもしれません。

 

 

プライベートや家庭環境を表す第4ハウスの土星シングルトンがグランドトラインとTスクエアの両方に絡んでいます。

劣等感や生きにくさを感じながら懸命に努力し続けたノーマ・ジーンとしての素顔が見えてくるようです。


 

その華やかさやセクシーさばかりが注目されがちですが、「シャネルの5番」の逸話からもわかるように、客観性と聡明さがなければこんなにウィットに富んだ返事はできないはずです。

その一方で自身のパブリックイメージとのギャップに苦しんでもいました。

 

 

彼女の最後についての真相はわかりませんが、ハリウッドで生きるには感受性が強過ぎたのかもしれません。

そして彼女の太陽にトランジットの冥王星と木星がTスクエアを形成します。

 

 

1962年8月5日 36歳でその美しさを閉じ込めるように、この世を去ってしまいます。

柩には最初の夫であるジョー・ディマジオから小さなバラの花束が入れられました。

今もファンの方達がバラを供えていらっしゃるそうです。

 

 

「No.5」の甘い香りに包まれて、どうか安らかに。

 

 

 

 

マリリン・モンローがいかに努力家で勉強熱心だったか、そして成熟した思考を持ちながら、子供のように純粋な感受性の持ち主だった事がわかります。

 

 

マリリン・モンローの実際の映像を交えながら、彼女の死後に発見されたメモや日記などを現代の俳優さんたちが朗読しています。

 

 

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