2012/02/16 12:00~ CNNj「AC360」
※荒訳ですので、後ほど修正を入れます。
アンダーソン・クーパー
ある女性が命をかけてメッセージを送ろうとしています。
彼女を仮に「サラ」さんと呼びましょう。
彼女の友人の一人は殺され、また逮捕された人もいます。
非常に偽善的なのがイラン政府です。
この映像をご覧ください。
多くの人々が「イランの野党指導者に死を!」と叫んでいます。
<CNN.comの動画>
http://cnn.com/video/?/video/world/2011/02/15/todd.iran.threat.opposition.cnn
実はここはイラン議会で、かれらは議員なのです。
議員達が、「死を!」と叫んでいるのです。
もしアメリカの議会でこのようなことが起こったら
あなたはどう思いますか?
イランではこのようなことが普通に行われています。
このような状況でイランの人達は、政府への信頼を失い、
大きな反政府デモがいま起こっています。
ただ、外国メディアはイランでの取材ができないため、
情報は多くありません。
しかし、YouTubeなどに多くのビデオがあがっています。
イラン政府はインターネットを遮断し、携帯電話も止めようとしています。
またデモの取り締まりも強化しています。
アフマディネジャド大統領は、
「市民は自由を求める権利があり、彼らは自分が望む指導者を選ぶ権利がある」
と言っていました。
しかし、それはエジプト国民に対してのコメントであり、
自らの国民に対してではありませんでした。
アフマディネジャド大統領は、
今回のデモは、国内で自然に発生したものではないと言っています。
国外のイランの敵たちが扇動している、と言っています。
この偽善的な態度を、オバマ大統領も聞き逃しませんでした。
オバマ大統領
「非常に皮肉なことです。
エジプトのことは祝っておきながら、
自分の国では正反対なことをやっている。
平和的に自分達の意思を表明している人達を厳しく取り締まっているわけですから・・・」
この映像をご覧ください。
2年前、ネダさんというデモ中に射殺された女性の
平和的な追悼デモで、警察は人々に暴力を振るいました。
これは夜の映像です。
人々の泣き声が聞こえてきます。
「神は偉大なり! 独裁者に死を!」と叫ぶ声も聞こえてきます。
これから、この若いイランの学生を、仮に「サラさん」と呼びましょう。
これからの彼女の行為は死にも値するものだからです。
彼女はイランで抗議デモに参加しています。
少し前に電話で話をききました。
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アンダーソン・クーパー(以下、AC)
「あなたは抗議デモで何をみましたか?」
サラ
「暴力的なデモにはしたくない思っていましたので、
政府に反対することは何も言いませんでした。
私達は大きな広場から平和的に行進を始めました。
行進を始めると、革命側の人達が私達の行く手を遮りました。
しかし、私達はその制止を振り切って、行進を続けました。
ところがある広場からデモが止まってしいまいました。
いろいろと前進しようと試してみたのですが、
全く進めなくなりました。」
AC
「あなたは昨日、街にでることは怖かったですか?」
サラ
「もちろんです。何が起こるか分からなかったので。
でも、大勢の人達が街に出てきたのをみて、とても嬉しかったです。」
AC
「暴力的なことはありましたか?」
サラ
「はい。私達のデモが阻まれたときに小競り合いになりました。
あまりにも攻撃がひどかったので前進できませんでした。」
AC
「警察が催涙弾や警棒で取り締まっていると聞きましたが、
あなたは見ましたか?」
サラ
「ええ。それはいつものことですから。
予想していました。」
AC
「警官が人々を殴ったりしているところを見たのですね?」
サラ
「ええ、私の隣の人も殴られました。」
AC
「殺された人も知っていますか?」
サラ
「ええ、残念ながら。
同じ美術大学の友達の一人、サナ・ジャレイが昨日殺害されました。
いま私は喪に服しているところです。」
AC
「イランの人達は世界中の人々にどんなことを知ってほしいですか?」
サラ
「他の人のことは分かりません。
私自身のことで言えば、私はとても普通な人なのです。
私は自分の権利を求めて、戦っています。
いま世界は、「自由」へと流れています。
その流れの中に、私達イランの人々もいるということをとても嬉しく思います。」
AC
「イラン政府は、エジプトの反体制派を賞賛しました。
しかし、あなた達がデモを行うと取り締まります。
このことをどう思いますか?」
サラ
「正直ではないのでしょう。
そういうことは、この国はよくあることです。
私の個人的な見解ですが、全く正直ではないと思います。」
AC
「いまこうやって私と電話で話していることは
とても怖いことですか?」
サラ
「はい、とても怖いです。
でも私は、こうしたかったのです。
私の友人の一人が殺害されました。彼は26歳でした。
今日、私が殺されてもおかしくありませんでした。
彼は銃を乱射されたときに撃たれたのです。
私は彼が撃たれた広場に行こうと思ったのですが、
止められてしまいました。
いま彼をとても身近に感じています。」
AC
「自分が彼のようになってしまったかもしれなかったのですね?」
サラ
「そうなのです。
殺された人は、大学だけでなく、今回の“緑の運動”の仲間でもありました。
彼のために、こうやって話しているのです。」
AC
「イラン政府は、あなた達は、扇動者であり、
外国の政府の回し者だ。本当に自由を求める運動ではない
といっていますが、どう思いますか?」
サラ
「私の場合、私が自分でこの運動に参加しようと思って
デモに出ています。
私はまったく普通の人なのです。
前の選挙で私は投票所に行き、自分が正しいと思った候補者に投票をしました。
ところが、その結果が・・・私は専門家ではありませんが・・・
まるで詐欺のようなものになりました。
皆がそう思っています。」
(電話が急に切れる・・・・)
AC
「サラさん?・・・・・・・」
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END