昨夜、最終配達を終えて店に戻ると、ステキ男子が座っていた。
手土産に、高級スーパーオリジナルブランドのおつまみ持参。
『大ママとママの食べれる物をなんとなく探しちゃうんですよ~』
と、ステキ笑顔で言った。
(ワタシタチの苦手な食材を覚えていてくれてるとは!)
ワタシはウキウキと『じゃあ飲もうか!』と店のその辺を物色する。
抜栓を彼に任せるべく ボトルオープナーと共にワインを出す。
頂き物のリエットを出し、半端に残っていたカンパーニュをストーブであぶる。
なかなかちょうどいいモノが揃った。
なんとも とりとめのない会話は弾み、ワインが1本空いた。
2本目にいくか尋ねてみた。
それを嫌味なく辞退すると、軽やかに街に出かけて行った。
去り際にさりげなく、いつかの次回を約束して。
そうか!
コレが所謂【プレミアムフライデー】ってやつか!
こんな金曜日…
大歓迎だ❗
しかし、花屋であることを軽く恨んだ。
なぜなら…
彼が帰った理由が
店にあるモノが影響しているであろう
花粉症によるものだったから…

