シーズンイン インフルエンザ | shell studio

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はい、そろそろシーズン開幕ですね、お母さんたちが右往左往する時期でございます。
あー、受験ね?なんておっしゃるお母様もおられるかしら。

我が家も受験生は一応おりますが、
それはそこ、自分の人生なのですから、自分で舵をお取りになるとよろしい。

たとえ模試で12点を取ってきたところで、
反抗期炸裂中の若いライオンみたいな息子など、ワタシには手に負えませんとも。

子育てに大事な感性のひとつとして、
「ここはひとつまかせてみるか」という、放任に近い自主性の尊重、

もっと言えば「あきらめ」というものがあるかと思いますね。

自分の人生すらままならないのに、
息子や娘の人生なら、自分が手助けすればうまく行く、
なんて訳がないのでございます。
それは傲慢にも近い。

ここまで15年間、育った彼がどのような判断と行動に出るのかは、
大体想像できるしね。とほほ。

というわけで、受験生だの何だののシーズンではありません。
シーズンイン、とは、

ノロウィルスとか!
ロタウィルスとか!
インフルエンザウィルスとか!

そういうもの達の跋扈する季節になったということでございます。
この時期、なかなかかわし切れないんですよね。

最近の保育園では、やはり蔓延するのが恐ろしいので、
子どもが吐こうものなら、もう速攻で電話がかかってきます。
フルタイムで働いているお母さん達の、引きつる顔が目に浮かびます。

何とか同僚に話をつけて、会社を飛び出して保育園へ向かえば、
青い顔でぐったりしている、見るも可哀想な状態のわが子。
安心したのか、顔を見た瞬間、また吐いたりして。

病児保育なんてものもありますが、
弱った子どもを、無理やりどこかへ預けたいわけでもないんですよね。

こうなると3日間はお休み、場合によっては一週間の長丁場です。
兄弟がいると目も当てられない時間差攻撃。
布団に吐かれ、じゅうたんに吐かれしているうちに、
なにやらお母さんのココロには
「諸行無常」の言葉が浮かんだりして。

洗濯機と乾燥機をフル回転させて、
ヨーグルトとジュースを買い込んで、
やっと一週間たって晴れてご登園。

すると。

保育園に
「インフルエンザA型が発生しました」
なんて張り紙がしてあったりするんですよ!!
腰が抜けそうになる、お母さん。

本当に、フルタイムのお母様方は、
いかにしてこの季節を乗り越えているのでしょうか。
毎年、心痛めつけられる季節ですよね。

まずはお母さんというものの、仕事のあり方とか、
お父さんのフォローの仕方とか、
社会のありようとか、
そういう環境を整えていただけないと、
とても安心して子育てしながらなんて働けない。

なんとかならないものなんでしょうかねえ。