こどものデイリーケアあれこれ ほるもの編 | shell studio

shell studio

◆accesory◆lunch box◆



 

さて、日々子どもと接していますと、あれこれとケアしなければならないものがあるということは、
みなさまよーくご存知のことと思います。

なにしろ、靴が脱げてしまおうが、
鼻血がてでいようが、まったく頓着してくれない人たちなんですから。

そのお世話というものがどんなに大変か、
お坊さんなんかが苦行している暇があったら、
育児をしてくれたらいいのに、って本気で思いますね。

前回はその手間隙かかる人たちのデイリーケア第一弾として、
「伸びるもの編」をお送りしましたが、
今回は「ほるもの編」をお届けしたいと思います。

さて、なんでしょう。

ほるもの、といえば穴。

体にはけっこうたくさんの穴が開いていますが、
親がケアしてやりたい穴はそんなにたくさんありません。
日常的に気になる穴といえば、「鼻の穴」および「耳の穴」。
この二つですね。

鼻の穴は、生後すぐから気になります。
それはもうでっかい鼻くそがすぐ見つかるからです。

大人だったら、気になって、とても眠れなくなりそうな、
もうまさに息が止まってしまいそうなサイズが、
ちいちゃい鼻の穴にデンと構えています。

本を読むと「綿棒で優しくケアしてあげましょう」
とか、
「鼻吸い器ですって上げましょう」
なんて書いてあるかと思いますが、
そんなお上品なケアではとても退治できないサイズ。

爪でそうっとつまんであげられればいいですが、
でっかいブツが入っている割には、新生児の鼻の穴なんて、ほんとに小さい。

10年以上子育てしていて、私が感じたベストな方法をお伝えいたしましょう!
それは…
「お風呂場で鼻をつまむ」です。
湯気がちょうど良く鼻の中も湿らせてくれていて、取れる率は非常に高いです。
軽くきゅっとつまむと、にゅっとてできますよ。

次は「耳の穴」。
これは難関です。
耳かきは危なくて使えないし、綿棒では逆に奥へと突っ込んでしまいそう。
赤ちゃん用の細いものや、ねじりのあるタイプの綿棒は比較的使いやすいですが、
それでもキレイにするのは至難の業。

光る耳かきや、スパイラルタイプの耳かきなど、
いろいろと試しましたが、ピッカピカにはなりません。
うーん…
ワタシはなんと、あまりに気になって、とうとうほじりすぎて出血させてしまいました!!!
うわーーーっ!

実は、耳の中はやりすぎたらいけないそうです。

放っておいても耳垢は外へ押し出されて来るんだそうな。
見ると、どうしてもほじくりたくなりますが、ここはぐっと我慢。
入り口のあたりだけ、そうっと綿棒でぬぐってあげる程度でOKです。

赤ちゃんケア、ついつい可愛くてやりすぎてしまいますが、
ほどほどにしておきましょうね。