どうやって過ごそうかと頭を悩ませていた夏休みも、
いつのまにか半分過ぎてしまいましたね。
今年も暑い暑い夏でした!
我が家には小学生ふたりと、中学三年生がおりまして、この夏は受験の夏。
なのに、海には二回も行くわ、泊りがけで旅行にも行くわ、友達の試合の応援に行くわ…
半分くらいは親が悪いんですけどね。
誘うから。
だって夏休みですよ、暑いんですよ、
海にも旅行にもバイキングにもビアガーデンにも
行きたいじゃないですか!!
ところが、なかなか実現しない。
というのも、子どもたちが忙しいのです。
中学生は受験生なのでともかく、小学生は本当に毎日学校へ行っています。
なんで?と尋ねたくなる位。
「補習」とか「サマースクール」とか「ご当地検定子ども版の受検」とか。
それにうさぎ飼育当番、プール、太鼓の練習、地域のお祭りの参加、施設での演奏会。
丸々家にいたのなんて、ほんの2,3日。
土日も地域のイベント(潮干狩りやら清掃やら避難訓練やら)がみっちりです。
もし全部参加していたら、一体夏休みはどこに行っちゃったの?ってことになりそうです。
この時代、家族で過ごすなんて贅沢この上ないことなのかもしれません。
そして、すごいのが、宿題の量!
少し前は(10年ほども経ちますか)ゆとり教育?だったせいか、
本当にのんびりしたものだったのですが、今の小学生は恐ろしいほどの量です。
六年生は「毎日150分間の勉強」が課題。
夏休みののんべんだらりとした小学生なんて、15分座らせるだけでも困難な仕事なんですよ!
半分過ぎたこの状態で、終わっている宿題は10%といったところ。
そしてまだまだ難関の「夏休みの研究」もありまして、
こちらはテーマすら、工作するのか研究するのかすらまだ決まっておりません。
えっ!?読書感想文?
もちろん、まだ本も決めてないという体たらく。
親が出る幕じゃない!!
子どもに任せておけばいいのよ!!
本当にそう思うんですよ、私も。
そうしたい。それが宿題の意義。
百も承知でございます。
だけどねえ…
このままでは大変なことになることは目に浮かびます。
うう。
親としては普段子どもを学校に預けているわけだから、
「夏休み」そう、「休み」と名前がつく期間は親のところへ返して欲しい。
学校の縛りを家庭にまで延長しないで欲しい。
子ども時代の、大切な「なんにもしない時間」を取り上げないで欲しい。
なんて、自分勝手な思考もむくむくと沸き起こってしまいます。
まあ、自分が宿題に追われているようでツライ、というのが
半分くらい本音ですかね。
これは親が試されているのかもしれない。いやきっとそうだ。
残りの夏休みも忙しく終わりそうな予感でいっぱいです。
がんばります。ハイ。