親の勇気が試される。 | shell studio

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風もさわやかになって、いよいよ外遊びにぴったりの季節になってきましたね!!
花粉も紫外線も怖いけど、子どもたちは無敵です。
お外がたとえ豪雨・暴風でも許してくれるならお外へ行きたいお年頃。

できれば、子どもたちには自然を満喫させてあげたい。

そんな風に考えていらっしゃる親御さんも
たくさんいるのではないでしょうか。

先日、都会暮らしの甥っ子たちがやってきた、Aさん。
自分の子どもたちと一緒に竹の子掘りへでかけました。

山の中を歩く子どもたちは元気一杯!!
竹林に吹く風もさわやかで、Aさんも連れてきてよかったなー…
なんて思っていたそうです。

だけど、いざ竹の子を掘り始めると、
「汚い」「手が汚れる」「気持ち悪い」
と、甥っ子たちは手を出さなくなってしまったそうです。

ちょっと考えさせられますよね。

「甥っ子たちは山の中にゲームも持ってきてるのね。で、隙があれば開けて、
何やらピロピロ~って音がする。それをダメッて叱るほどのこともないけど、
なんだかなあ、と思っちゃう」

ゲームが汚れる、手が汚れる、服が汚れる…

そういって、私たちがさせないようにしてきたことかも知れません。
子どもが遊ぶ、生きる、ということは、本来泥だらけになったり怪我をしたり、といったことと
隣り合わせだったような気がします。

私だって、子どもたちが雨上がりの庭にとびだしていくのを、
ちょっとハラハラしながら見守ったりします。
できれば泥んこにならないで欲しいし、溝に落ちたりしないで欲しい。
そんな親の思いをやっぱり子どもたちは敏感に感じ取ってしまうのかもしれません。

泥んこになって帰ってきたら、ママは怒りますしね!!

昨日、我が家の庭のビオトープ(という名の恐ろしげなたらい)の中に、
蛙が卵を産んでいきました。
私自身は、このどろどろの水のはいったたらいを、いつ片付けようかと思っていたんですね。
水深40cmのたらいですが、3歳児が落ちるには十分だし、何しろ汚いし。

でもそれをワクワクと覗き込んでいる子どもたちを見ていると、
やっぱりこのままにしておこうかなあ…と思いました。
よく見ると、緑色の水の中に、マツモ虫やタガメもいるんですね。

ここはひとつ、ぐっとこらえて、子どもたちの好きにさせてみたいと思います。