つい最近起こった出来事を書いておく。

 

 

花粉症のせいか、鼻水と咳き込みで時々朝方目が覚めてしまう。

 

毎日ではない。

 

その日もそんな朝方だった。

 

ウトウトしては咳き込み、目が覚めてしまうその繰り返しだった。

 

それは突然だった。

 

横向きで寝ていてウトウト、咳き込み。

 

突然私の後ろで鼻歌が聞こえてきた。しかも大音量。

 

ケータイか!ケータイが鳴ってるんだな!とケータイを確認したが、

 

元々、ケータイからそんな音がなるはずもなく。

 

ラジオか!ラジオだな!とイヤホンを外し、ラジオ本体を確認したが、

 

ラジオの電源は入ってなかった。

 

この時点ですっかり目が覚めてしまったのだが、その鼻歌はまだ続いていた。

 

大人の男性がヘリウムガスを吸って声が変わってしまったような声だった。

 

そのうち、玄関のドアが開いた。夫が朝のお散歩から帰ってきたのだ。

 

玄関が開いて数秒後、やっと鼻歌は止まった。

 

怖いと思わなかった。

 

この状況、一体何なのか考えてみた。

 

もしかして、ウトウトしつつも咳で苦しそうにしている私を見かねて、

 

通りすがりの霊さんが起こしてくれようとした、とか。

 

もしそうだとしたら、なんて優しい霊さんなんだろう。

 

悪い霊さんばっかりじゃないんだね。

 

ありがとう!

 

起きて鼻かんで、うがいしたら治った!

 

 

鼻歌の曲調はとても明るい雰囲気の曲だった。

 

鼻歌大きすぎてうるさかったけど。