本当に長い間ブログの更新が出来なかった。何故なら、母が連れ去られた原因は妹が作って居たのだと昨年の3月に分かったからだ。
時間は現在に戻るが、5日前の2月26日に母の成年後見人の弁護士さんが前触れもなく、私のアパートを訪れた。「大事な話があるので直接来ました」と
「何ですか?」
「お母さんが施設で倒れ怪我をして、施設の隣町の病院に入院しました。数日前手術をしました」弁護士さんの顔はいつにも無く深刻そうだった。まずい事が起きて事態を収拾しようと慎重に言葉を選んでいるようだった。「骨折したんですか?」と私が尋ねても「私は(医療の)専門家ではないのでよく分からないのだけれど、成年後見人として3月に入ってからすぐにでも直接病院に面会に行く予定です」と弁護士の先生は言った。「どの程度の怪我なんですか?どんな手術だったんですか?」重ねて尋ねても、「妹さんが病院に行って居ます。妹さんは介護の専門家なので任せられますよね」と言い、彼女(成年後見人は40代の女性弁護士なのだ)は唐突に「私は今まで妹さんとあまりよく話した事はなかったけれど、今回色々彼女と話して、去年の夏に可愛がっていた犬が亡くなって、ペットロスで鬱状態になり、今も具合が悪いそうです。その事を話せばお姉さんも分かってくれるでしょうと妹さん言っていました」「犬が死んだんですか。大変辛いだろう事は分かります」何故母の容態を言わず妹の犬の死んだ話になるのだろうか?と思いながらも私はそう言った。
「あなたは両脚がそんな状態なので、私が面会に行ってすぐに、詳しい事を知らせます」と彼女は言った。私は去年の10月に変形性股関節症が左脚にも発症してしまい、バスや電車を何度も乗り継ぐ遠くの母の施設に半年以上面会に行けなくなっていた。妹は私の住まいから車で10分位の所に住んでいる。怪我で入院した母の容態を見に何故、妹が私を車で連れて行けないのか?そして今、なんで妹の犬が死んだ話が出ているのか?私は激しく訝しんだ。
この母の成年後見人の女性弁護士には、都合が悪くなると話をはぐらかす悪い癖があった。悪い癖ではなく、弁護士としての戦略なのかも知れないが、事態を収拾するには相手を苛つかせる愚策だと私は思った。ところが、この女性弁護士は、猫を我が子のように可愛がっている私に「良かった。貴女ならよく分かってくれると思った」と言って微笑んだ。「ええ、分かりますよ」思わず私はそう相槌を打ってしまった。「私が成年後見人としてお母さんの様子を見に行きますので、安心して待っていてください」と彼女は見事に相手を煙に巻く策略に成功したのだ。
私は彼女が帰ってから、やられたなと悔しがった。第一、何故施設から私に連絡がないのだ?私は母への心配のあまり、施設と妹への憤りで、頭の中が沸騰し始めていた。私は母の収容された施設に再三、母に何かあったら、妹だけではなく私にも知らせるよう言ってあったのだ。それを反故にしたのは誰なのか?また地域包括支援センターなのか⁉︎あの弁護士がはっきり言えないほど、母の容態は悪いのか?容態が良くなるまで、時間稼ぎをしているのだ!私はその夜心配と憤りのあまりほとんど眠れず、翌日母の拉致事件を相談した行政書士の先生に電話した。「これでは、私は親の死に目にも会えない事になります。どうしたら良いでしょうか?」と訴えた。「直接施設に電話して、容態を聞きなさい」漢気のある代書屋さんは頭の沸騰している私に適切な指示をしてくれた。ところが、施設に電話を入れると、電話の応対をしている事務員が、今は担当者が居ないの一点張りだった。「現場の人の誰でも良いから母の怪我について知っている人を出して」と言うと今度は「今現場が忙しく1時間後位でないと手が開きません」「1時間後?そちらで怪我した入所者の家族がどんなに心配してるか、分からないんですか?1時間後じゃ遅いでしょ。誰でも良いから手が空き次第連絡して!」と私は語気を強めた。