地域包括支援センターが言っていたこの措置の根拠は無くなった。母が連れ去られた28日の日に「どういう根拠で、そのような措置がなされたのか?」聞いた時に挙げられた理由は「ここ3、4ヶ月で母の身体に傷があった事、最近母の体重が減っているという事。そして、ディサービスの迎えの職員が雨の中母を立たせておいて母の服が濡れていた」という事だった。母の身体の傷痕については、母が1年前から脳貧血で度々倒れている事、施設でも2度倒れ市立病院に救急車で搬送されているし、家でも3、4回倒れ額に痣を作った時にはかかりつけの内科の病院に受診し、「起立性の脳貧血を起こして倒れた」とドクターが診断し、額の痣も見てくれたが軽い痣だったので、治療もしなかった。最近体重が減っているのは、最近母が夜中にゴミ箱やゴミ袋を漁ったり、キャットフードまで食べてしまい、度々お腹をこわしているせいだった。それも内科の先生に話して、3ヶ月前から整腸薬とお腹の漢方薬を処方して貰っているし、精神科クリニックの先生にも話している。ところが地域包括支援センターでは、どちらの病院のドクターにも何も問い合わせていない。雨の中云々については、たまたま迎えが遅れて、迎えが遅れると「母は気にして家を出たり入ったりしてしまう、大雨や本当に濡れるような雨の時はすぐに連れ戻しているので、小雨の時に、ほんの1分ほどの事だったと思いますよ。それは姑の嫁いびりのような報告ですね」と私は呆れて言った。「どこのドクターへも問い合わせはしていない、施設責任者や施設の看護師さんにも話しを聞いていない。そんな片手落ちどころか両手落ちで、措置入所という重要な決定がなされたんですか?」と言うと、センター長は「傷はあなたのせいじゃないにしても、あなたは脚が不自由だし、そんなに始終倒れてしまうなら、介護の専門家が24時間見守れる施設でお母さんが過ごした方が安全なんですよ」と言った。私は「それは理想論ですよ。施設の現実は、1年前に施設で夜中に倒れた時には母は肩を脱臼骨折、右足首を骨折していたのに、施設では夜勤の職員は、たった一人なので、朝まで病院には連れて行ってもらえなかったんですよ。それが現実なんです。家にいれば、1対1の対応で、すぐに病院に連れて行けます。怪我した状況についても、その職員は他の利用者さんに対応している時に母がトイレに起きて階段から落ちてしまったと言っていました。利用者5に対して職員1です。根拠はないんです。この措置を見直してください」と私は言った。それを後ろの席で聞いていた年かさの男性職員が「見直したら」と思わず言ったほどだった。しかし、センター長は耳を貸そうとしなかった。
  そして、6日に知り合いの元職員が問い合わせに行ってくれると、「この決定がなされた根拠は、最近に始まった事ではない」と言うことだ。私へはここ3、4ヶ月の事と、何度も繰り返していたのにだ。そして「我々は妹さんと密に連絡を取っている。それを根拠にしている」と言い出し、妹はここ1年間、センターからは何の連絡もないと言う。センターは何でそんな嘘をつくのだろう苦し紛れの言い訳に過ぎない。これでセンターの言い分は全て無くなった筈なのだが、実は恐ろしい隠し球が存在するのだ。(続く)