推し活をする上で避けては通れないもの。
それがランダムグッズ。
 
こんにちは、蘭月すばるです。
昨日、Xの話題をみていたら、ランダムグッズの意識調査をした会社があって、中間報告が発表されていました。
今回はその記事をもとに、概要をまとめてみました。
一言で「オタク」と言っても界隈があります。
主に声優・アニメコンテンツ界隈をもとにワタクシの私見も入れました。
 
https://x.com/HamaruStrategy/status/2044702349109670128?s=20

 

 

 

 

 

ランダムグッズ、実は9割が「嫌い」だった——3.5万人調査の衝撃データ

 

推し活をしていると、一度はぶつかる「ランダムグッズ問題」。
欲しいキャラがなかなか当たらない、何個買っても全然出ない…
そんな経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか?
今回、株式会社Hamaru Strategyが実施した大規模アンケートの中間報告が公開されました。
その結果がかなり興味深かったので、まとめてご紹介します。
 
調査の概要
2026年3月28日〜4月3日の1週間、XとプレスリリースのみでアンケートをXで告知したところ、のべ35,866件もの回答が集まりました。
自由記述欄には合計269万文字以上のコメントが届くなど、いかにこのテーマへの関心が高いかが伝わってきます。
回答者の属性は女性が85.7%、社会人が84.6%を占めています。
また、回答者の99.3%にランダムグッズの購入経験があったそうです。
 

 

「嫌い」なのに買っている? 驚きの割合

 
最も注目したいのがこちらのデータ。
「ランダムグッズが好きですか?」という質問に、「嫌い」「非常に嫌い」の合計が89.9%に達しました。
一方で、調査では回答者のほとんどが直近2年以内にもランダムグッズを購入していることが判明しており、「嫌いだけど買っている」という消費者がいかに多いかが浮き彫りになっています。
 
嫌いな理由トップは「欲しいものが手に入らない」
嫌いな理由(複数回答)では、
• 欲しいものが手に入らない可能性がある → 98.5%
• 通常販売より余計にお金がかかる → 91.6%
この2つが9割以上を占めました。
また「ファン同士がギクシャクする」以外の選択肢はすべて半数超えという結果で、ランダムグッズに対する不満は多岐にわたっていることがわかります。
 

コンテンツへの印象まで悪化している

 

さらに深刻なのが、ランダムグッズがコンテンツそのものへの印象にも影響を与えているという点です。
「ランダムグッズの影響でコンテンツへの印象が悪くなったことがある」と答えた人が85.2%(「よくある」「たまにある」の合計)にのぼりました。
グッズの販売方法への不満が、作品やアーティストへの愛着まで削ってしまっているという現実は、コンテンツを提供する側にとっても無視できない数字ではないでしょうか。
これでは本末転倒では?
まーそれでもブツクサ文句言いながらコンテンツへの課金としてランダムグッズを買ってしまうオタク、という図です。
 

 

欲しいものが手に入らず、転売品に頼る現実

 

欲しいものが手に入らなかった経験は「よくある」「たまにある」の合計で94.8%。
そして定価以上の転売品を購入したことがある人は63.3%にのぼっています。
本来なら公式側に支払われるべきお金が、二次流通市場に流出してしまっているという構図は、業界全体にとっても課題と言えますね。
 
コンプリートするために「交換」という方法もありますが、「レア」を手にいれるために高額転売品を買わざるをえない現実。
そんな高い金出してまで買わなくてもいいじゃんと思わなくもないのですが、オタクや熱心なファンからしたら、シリーズが揃ってこそ価値があったりするんでしょうね。
中途半端な個数ではそれ自体を持っている意味が無いというか。
 
例えばキャラ6人の缶バッチがランダムで発売され、1人はレアで出現率が低い。
他の5人は揃えたけど1人どうしても手に入らない。
そうなると5人しかいない缶バッチが意味なくなってしまう人もいると聞きます。(ランダム商法過激派が多い某界隈の話)
 
レアが出るまで買うか、転売品が高くても買うか?
当てのない課金をするなら転売品を買ってコンプリートしたい、というのも自然の流れかもしれません。
 
とはいえ簡単にコンプリートできないシステムのコンテンツもあるので、それはそっちのシステムの問題ではないかとゆるいファンのワタクシなんかは思ってしまうわけです。
そこまで買わせてどーする?って。
それで結局→コンテンツの印象が悪くなる。
 
コンテンツが先細りしてきたからランダム商法でファンに課金させているのか(これは集金と呼ばれているようです)、はたまたランダム商法にファンは疲弊してコンテンツが先細りしてしまったのか?
そこはちゃんとメーカー側が見極めて欲しいですよね。
 

 

オタクが求めているのは「選んで買える」こと

 

「ランダムに代わる施策として何を望みますか?」という問いに対し、最も多かった回答は
「単価は上がってもいいから、選んで買えるようにしてほしい」→ 89.7%
一方、ランダムグッズを「かなり許容」「ある程度許容」できると答えた人はわずか16.0%でした。
また、欲しいものがランダム販売だったために購入を諦めた経験がある人は93.6%(よくある・たまにある合計)。
購入を諦めた理由として最も多かったのは「種類が多すぎて欲しいものが手に入る見込みが低かった(85.5%)」、次いで「1個あたりの金額が高すぎた(75.9%)」でした。
 
確かにワタシもランダム販売だったら買わない派です。
というのは、ワタシは小学生の頃からヅカファンだったわけですが、実際に劇場に足を運ぶようになって、キャトルレーヴというグッズ専門ショップができて、という過程を見てきました。
宝塚歌劇は基本、ブロマイドも個別ですし、アクリルフォトフレームとかも贔屓のスターさんを選べるんですね。
なのでランダム商法には慣れていないのです。
ただし、宝塚歌劇の場合はブロマイドなどの売れ行きをみてスターさんの人気を測定しているケースもあるので、アニメ系コンテンツのキャラものランダム商法とはシステム的に別物でしょう。
 
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今回の調査結果、声優界隈で推し活をしている身としてはとても「わかる…」と思うデータが多かったです。
詳細なレポートは6月下旬〜7月上旬ごろに無償で一般公開予定とのことで、続報も楽しみです。
ランダムグッズをめぐるオタクとメーカーの関係が、少しでも改善されていくといいなと思います。
 
※ 出典:株式会社Hamaru Strategy「ランダムグッズに関する消費者意識調査2026 中間報告」(2026年4月16日公開)​​​​​​​​​