今年はあと何件訃報を聞くことになるのでしょうか?
ここで終わりにして頂きたいです。
こんにちは、蘭月すばるです。
大橋純子さんの訃報。
うちの父と1つしか違わない年齢です。
自分が歌を聞いてきた歌手の方々がもうその年齢だということなのかもしれません。
平均寿命自体は伸びてはいますけど、70歳超えたら何があってもおかしくない。
それこそ叔母は「いろんな所がガタが来ちゃって」と言いますが、「いやいや、ワタシが心臓の手術をしなければいけないくらいだから仕方ないよ」というわけのわからない慰め方をするワタシ。
大橋純子さんの歌を最初に知ったのは、阿久悠さんのトリビュートアルバム。
この中に『たそがれマイ・ラブ(作詞:阿久悠/作曲・編曲:筒美京平)』がありました。
それから数年後に石井竜也さんがシルエット・ロマンスをカバー。
大橋純子さんの悲しい訃報が飛び込んできました。
— 石井竜也&米米CLUBスタッフ (@tatuyaishii_st) November 11, 2023
大橋さんは歌の表現力がずば抜けていて、
日本一、歌を情熱的に歌えるシンガーでした。
曲ももちろん素晴らしいのですが、
大橋さんの歌の力は唯一無二で、
歌い継ぎたいと思わせてくれるのです。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
石井竜也
この2曲は、たぶんアラフィフ以上の人なら「あ、聞いたことある!」というくらいメジャーな曲だと思います。
・・・なんか最近、歌番組少なくない?
ワタシが地上波見ないだけでしょうか?
先日、米米CLUBの1994年ライブが放送されるのでフジテレビTWOに入っていたら、夜ヒットだったかな? 過去放送してましたねー。
これまたちょうどアラフォーくらいから下の年代は、曲はスピーカーではなくウォークマンで聴く時代に移り変わっていった時だと思います。
家族で好きな曲を共有する機会も減って行ったでしょう。
(そこ行くとうちの家族はわりと好きな曲とかコンテンツの共有はしているかも)
ああ、あなたに恋心ぬすまれて
もっとロマンス 私に仕掛けてきて
恋する女は夢を見たがりのヒロインなんですよ。
シルエット・ロマンスを知った頃にはワタシはとうに思春期も過ぎていましたけれど、歌詞のドラマっぽさと大橋さんの歌い方に憧れてカラオケで歌っていたものです。
ワタシの懐メロは殆ど石井さん経由です。
今や米米CLUB自体が懐メロジャンルに入ってしまう時代ですけれど。
それでもオリジナル歌手ご本人がご存命のうちにテレビだとろうと歌唱している所を見られたのは、歌謡曲の知識として積み重ねられて良かったなと思っています。
テレビの歌番組って、歌唱しているのは5分も無いかもしれませんが、それが積み重なって視聴者の中に思い出が出来上がっていきます。
最初の出会いはサブスクとかでもいい。
好きな歌手がカバーしていたから、という理由でもいい。
オリジナルにも興味を持って、できれば歌っている姿を見てみて欲しいなと思います。
今はYoutubeの公式とかもありますし。
「聞いてるだけ」で通り過ぎてしまうのはもったいないよ。