昨日(8/15)の星組公演一幕で休演という聞いたことのないような話。

みなさまご想像していらっしゃいますが、やっぱりこっちゃん(トップスターの礼真琴)なのかなぁ?と思ってしまうわけですよ。

代役稽古しているイケコ(小池修一郎)作品で代役公演ができない状態ですからね。

 

でも1789の主演、ロナンだって、瀬央ゆりあかありちゃん(暁千星)が代役になっているはず…

ありちゃんは2015年の月組初演時にも新人公演でロナンやっていますし。

 

それでも休演を余儀なくされる状態ってどういうこっちゃ???

 

例えばアンサンブルとかの下級生が体調不良の場合は休演しますってアナウンスがありますからね。

 

ただ、トップやそれに次ぐポジションのジェンヌさんとしては、やはり幕は開けたいという想いはあるのかもしれません。

プロデューサーとかがGOをだしたのか、はたまたストップをかけたけど本人がやると言ったのか。

 

こっちゃんの休養のこともあって、やっぱりこっちゃん、何か手術しなければいけないレベルの故障を抱えてしまっているんじゃないかと勝手に想像しています。

 

トップスターや2番手の休演は珍しい話ではありません。

紫苑ゆうさんが稽古中にアキレス腱断裂で大劇場公演を休演したり、2番手時代の大浦みずきさんが半月板損傷で大劇場公演を休演したことも。

最近というほどではありませんが、2005年に和央ようかさんがリサイタル公演中に事故で骨折、トップあっての別箱公演ということもあり以降のスケジュールが全て休演になったこともあります。

 

ネットが無い時代は、当日劇場に行くと、チケットカウンターのガラスに代役のお知らせが張ってあったりしましたね。

(劇場の入り口のガラスにもあったのかは記憶にないです)

 

スターレベルでワタシが覚えているのは、1997年星組『ダル・レークの恋』の時。

東京宝塚劇場が閉館して、仮設の1000days劇場にスイッチする狭間の公演で帝国劇場だったんです。

開演アナウンスがあって、当時4番手扱いだった彩輝なおがケガで一部休演とのこと。

 

芝居メインの一本物だったのも幸いして、フィナーレ以外は出ていましたが、腕にギブスしてました。

フィナーレのダンスは代役に朝宮真由が入っていました。

 

1998年花組『スピークイージー』(真矢ミキさんの退団公演)の時。

次期花組トップが内定していた愛華みれさんが、高熱で点滴を打ちながら舞台に立っていらして。

 

他にも公演中に肉離れになってしまった、一部代役等、ちょいちょい聞いていたものですから…

 

だから今回の星組に関しては、そりゃ古のファンほど「?」ですよ。

無理して幕を開けて一幕でお客さん帰すというのは、よほどだと思うんですね。

 

例えばコロナ禍のように、体調不良者が複数人出ていればそもそも幕を開けないでしょう。

逆に複数人の体調不良者がいるにも関わらず幕を開けたのだとしたら、劇団の運営の方に問題があるような気もします。

 

無理になんでもかんでも公表すればいいとは思いません。

でも時代はSNS時代。

些細な噂に尾ひれが付きますし、尾ひれがついたままあっという間に拡散してしまいます。

 

劇団もそういう所はいやというほどわかっているハズなんですけどねぇ。

どうも去年の一連の文春砲からの対応を見ていると後手後手、いや後手にもなってないわ、対応する気あるのか?くらいの状態ですね。

ジェンヌさんを守るためだとしても、きちんと状況は説明した方がいい。

 

このままだといたずらにファンの不安を煽るだけのような気がします。

みんな心配しているんだから、状況説明くらいはあっても良いのでは?

特に当日観劇していて一幕で帰されてしまったお客さんからしたら、腑に落ちないでしょう。

 

くれぐれも無理だけはしないで欲しいとは思います。