アロマテラピー
小学生の頃から「植物の香り」というものに興味がありました。
ワタシはバラが好きで、土いじりもしていたので高校は園芸科に行きたかったのですが、親が近くに行けということで普通科に行ってしまったんですね。
(園芸科のある高校は父の母校ですし、そこまで遠くない)
まぁそれで、タカラヅカ好きでドレス作りたくて服飾系の進路を考えていたところでコスメにハマって美容業界に行ってしまうのですが。
アロマテラピーはリラクゼーションの一環として知識は入れていましたが、2000年当時はまだアロマと脳の関係などは今ほど解明されておらず、どちらかというと「アロマ→感情に働きかける気分的なもの」という感覚でしたね。
本格的に勉強するきっかけになったのは35歳の時。
30代前半の体調不良の日々からようやく体が動き始めて。
近所のおばちゃん達が通うヨガに誘われたんです。
ヨガを知る過程で、これも元々興味のあったスピリチュアル領域にもう一歩踏み込んでいったら、なんかやっぱりアロマテラピーも本格的に勉強したくなって。
だいぶ脳ミソ老化しているけど大丈夫かいな?
でも好きなことは覚えられる。
片道3時間かけて東京のスクールに通い、アロマインストラクターの資格も取りました。
その頃にはアロマと嗅覚・脳への伝達・影響なども粗方解明されており、さらには植物の香りの成分構成(化学的なやつ)とか、バリバリ文系の人間にはちょっと脳ミソおいつかないかも?みたいな科目もあります。
ワタシは5人兄弟で、下に妹と弟がいた関係で、大学に進学させてもらえませんでした。
行くなら奨学金を貰うか、みたいな感じでしたが、ただでさえ高卒の段階で就職氷河期、大学卒業しても就職先があるかわからない。
そんな状況で奨学金で大学に行くのは自分でも難しく感じてしまって。
で、バイトしながらネイルスクールに通ったりしました。
大人になってから、という観点で言えば、みんな社会人になってから社会の勉強をするじゃないかと思いますけどね。
いくら経済経営学部とかだとしても、新卒早々にプロ社会人という人はいないんじゃないかな?
もう会社が勉強の場ですよ。会社というか社会が。
サラリーマンやめて自営業になったらそれはそれで全く働き方とか意識は変わりますし。
学び始めた、というとなんか構えた感じになりますけど、何かしら日々勉強は続いているとは思いますね。
本格的にやりたいことがあるなら、若いうちに越したことはないと思います。
どんなにやりたくっても、年齢いっちゃうとまず体力とか気力とか、そういう点が追い付かなかったりするから。
ワタシも中小企業診断士を50歳くらいで取れたらいいなぁなんてぼんやり考えていましたが、いやもう無理だわそれは。
逆に手に職系なら、どう生かすかは別として、学んだ先にお仕事がありますから、年齢を理由に諦めるのはもったいないとは思っています。
大人になってから学ぶ、1つの基準は「好きな事」。
稼げそうだからという収入の為に無理して頑張っても、たぶんそれは長続きはしないかもしれない。
もともと興味があった事なら、多少難しい、それまでの人生に何も関わってなかった単語が出てきてもなんとか覚えられるし、何よりも「自分の身に入って」きます。
それが結果的に収入に繋がっていくようにすればいいんじゃないかな。
