目に見える形で世の中が不景気になりました。
買い控えが起きた時に嗜好品を売る人間は何をしたらいいのか?
現にアパレル会社の倒産も始まっています。
 
こんにちは、千葉県の突端の商売人、蘭月すばるです。
 
コロナだけじゃない。
去年からの消費税増税でただでさえ買い控えが起こっていたんですよ。
 
こういう時にワタクシが商売人として思うのは、「楽しみ」=エンターティメント系コンテンツ(ここではライブや芝居などの劇場型について)がないと、アパレル系のモノも売れないということ。
そして、でもだからこそ、市場への供給は止めてはいけないとも思います。
過剰在庫を抱えるという意味ではなく、常に新しいコンテンツを潜在顧客に提案し続けていかないと、一連の騒動が収拾したときに顧客がいない!ということになりかねないのでね。
 
だから、クリエイターさんなんかも、今は在庫抱えて売れなくてこのままだとマジヤバイと思ってしまいますが、ここが踏ん張り時。
大手みたくコンテンツの無料開放だとかそんなことはやる必要はないけれど(ただでさえ無い体力を削がれるから)、活動は止めてはいけないんです。
 
↓ライブの延期とかは仕方ないけど、ラストライブが中止になったファンはやり場のない悲しみや怒りを抱えてしまいますよね。

でもERO0は一応ラストライブの話もでて、アルバムも延期とは言え発売予定がある。

もはやその気配さえ感じられないD.A.Tファンからしたらまだ救いがあると思います。

 

ラストライブをやるって情報だけでチケット情報さえ出ないっていうのもまた、何というかマリンさん容赦ないな、と思いましたが。

ファンは気持ちの乱気流に飲まれてしまいましたね。

 

声優コンテンツに関しては、もう何が起こってもおかしくないくらいの気持ちでいないといけないのかなぁ… と、最近思い始めました。

メイン層が10代後半から20代というのもまた、危うさの一因でしょう。

足場が脆いから、多少でもリスクがあると主催者はそこまでリスクを被ってまで主催しても?という判断を下してしまう。

あ、別にERO0のファン層の話ではないですよ。

それこそERO0やD.A.Tは声優コンテンツとしては比較的年齢層が高いと思います。

それでも、30代せいぜい半ばくらいかな?

 
3/15に諏訪部順一さんが↓のようなツイートをしていらっしゃいました。

 

 

諏訪部さんの話に限らず、若い子って、今はYoutubeとかニコニコ動画とか、いわゆる映像コンテンツが充実しているから、たぶん「声優」としての役よりも先にご本人の姿を認識してしまうんですね。

 

だからこそ、「あのヒトがアイドル役やってんの?」という話が出る。

 

声優について「役のイメージが壊れるからあまり顔出しはしないで欲しい」派の人も多いでしょう。

そこは本当に個人の感覚だからいいんだけどね。

若い子だから仕方のない発言だけど、声優って何かわかってないな、というのが蘭月の感想です。

 

顔ありきの役者と違って、「声」の演技力がすべての声優は幅広い年齢を演じます。

役柄もはば広いし、人間以外の役もあります。

 

まぁ彼女たちが、「アイドル役としてステージに立つの?」という旨の発言だったら何とも言えないですけど(それも個人の主観なので)、少なくとも「アニメのアイドル役の声」としてなら、誰がやっていたっておかしくない話なんですね。

 

その辺をはき違えているなぁと。

あとね、アニメのアイドル役って、若い子の方がいいと思うでしょう?

でもある程度キャリアを重ねた声優さんの方が、男性アイドルの「歯の浮くようなセリフ」はね、それはもう技術ですよ。

年齢若めの声優さんだと、ちょっと軽いというか、白々しいから。

生身で出演のイベントなら、別に若い子が言っても違和感ないんだけど。

声の深みとかも含めてね。

 

ただ、蘭月の主観だと、「中の人」が実際にキャラ化して歌って踊るライブには、「正直言ってこの人は不向きなんじゃないかなー」と思う人もいます。

特にキラキラ系の衣装を着させられたりすると、ご本人のスター性がものを言うので、声優としての技術は優れているのかもしれないけれどキラキラの衣装で人前に出るタイプじゃないんだよなー、という感じの人ね。

 
アイドルアニメも、息が長くなってくると当然中の人も、声こそ変わらないとはいえ、リアルライブに登場した時に「アレッ」ってなってしまうこともあるでしょう。
 
声優に限らず、芸能人全般に言えることですが、「どの視点」でその人を見るかで評価は変わってきますからね。
ファンからすると気持ちのいい話ではないことも多々ありますし。
 
でも、自分が推している人だったら自分の尺度で「イイ!」と思ったらそれでいいでしょう?
無理くり好きになる必要もないし、アンチがいたっていい。
そして「推し」のすべてを丸ごと好きになる必要もない。
 
若い子を見ていると、若さ故に情熱が強すぎて他の人の意見に反応しちゃうこともあるんだろうーなーと思ったりもしますよ。
もう少し肩の力を抜いてハマったら楽しいのに。って。
 
まぁ、えらく情熱を注いでハマれるのは羨ましいです。