あー、今が一番、気候的に過ごしやすいのかもしれない。
こんにちは、年がら年中体調が優れないような人、蘭月すばるです。
今日はめちゃくちゃ言いたいことがあります。
それは…
私が人と食事が出来なくなった原因
NHKニュースのWeb特集で、こんな記事がありました。
↓ ↓ ↓
これね、学校の指導の問題だけでは無いんですよ。
この機会に私の闇の部分を出しますね。
アラフォー以上の年齢の人だと、当然のように完食強要があって、好き嫌いはダメ、嫌いなモノでも食べるまで居残りって経験のある人も多いと思います。
当時はそれが当たり前でした。
先生方は戦後の食べ物が無い時代の育ち。
「食べるものがあるということに感謝」というスタンス。
我が家も米屋だったので、一粒残らず食えと言われて育ちました。
しかし私は胃下垂と、早生まれということもあって同級生よりも成長が少し遅く、出された量が食べられない。
保育園の年長の頃にはもう、ずっと居残りだったんです。
それが幼稚園、小学校3年くらいまで続きました。
4年生くらいになると、盛り付けの量を少なくしてって当番の子に言えるようになったのと、少し胃が発達したんでしょうね。
担任も若い男の先生だったこともあって、そこまで給食指導にシビアでは無かったんです。
ところが中学になると、箸がうまく持てなくて食べ方が汚いと男子にからかわれた。
ここから、人と食事することが苦手になりました。
食べ物の好き嫌いを克服とかそういう意味ではなく、もうからかわれるのがイヤで。
それならお箸の持ち方を直せばいいと思うかもしれません。
でも根本的な問題は別で、例えばここで、お箸をちゃんと持てても、次はどこかしら揚げ足を取ってネタにするだろうということを、なんとなく感じていたのかもしれません。
このころから、「同い年の男子」が苦手になりました。
何か言われるんじゃないかと気になってしまって。
高校の時はオタクな仲間たちが集まっている部活に入っていたので、昼になるとみんな部室に集まって、そこで1学年上の先輩たちも一緒に、10人くらいで食べる。
食べ方なんか気にしない気楽な仲間たちでした。
社会人になってからは、オバサマに箸の持ち方を指摘される前に、自分で先に言ってしまう方がダメージが少ないと思ったんですね。
「いや、あの、お箸がちゃんと持てなくて」って、自己申告。
でも勤めていた旅館は、女将さんはじめ仲居のみなさん方はお母さんみたいな方々でしたので、特にお局様みたいな方がいるわけでもなく。
あ、話は反れますが、女子のヒエラルキーでお局様のいる会社はイヤだと思う子は、女将さんのいる旅館を勤め先に選ぶといいと思います。
女将の存在は絶対なので、女性同士のヒエラルキーが成り立ちにくいんですよ。
そして小売業へ転職するわけですが、この時はもう完全に箸の持ち方を気にするような人もいないし、私も箸が持てないなりに食べ方とかをすごく気にしていたし、そもそも旅館勤め経験を糧にしているので、揶揄うような対象ではなくなっていました。
なので、一見、給食の時のトラウマが消えたような気になるのですが、これがね、根強く残っているんですよ。
男性と1対1で食事に行く時。
これね、もう大変よ。
家から出られないもん。吐いちゃって。なんだったらトイレから出られないくらい、足が竦む。
(別に食事でなければ平気)
若い頃はそれこそ、せっかく誘われてもドタキャンしてしまい、「あー、なんで私ってはこうなんだ」と自己嫌悪に陥る日々。
しかし「なぜその時に具合が悪くなるのか?」という原因が分からず、何回かそういうことを繰り返していました。
25歳くらいだったかな? 社会不安障害というものがあると知ったのは。
これか!って。
それで、薬で治るものならと、近くの精神科(その頃は心療内科というものが少なかった)に行ってみたんです。
病状を話すとき、もう今までの20年近い自分の中の蟠りっぽいものがドバーッって出てきたのが分かるくらい号泣しながら訴えたのを、今でもはっきりと覚えています。
結局、薬では治らないですけどね、これ。
あくまで蘭月の結論ですが、認知行動療法が一番なのかな、と。
だからたぶん、今現在でも同い年の男子と食事に行くのは苦手かなぁ。
そういう機会もないですけど。
(機会が無いので苦手が克服できない)
親世代とか、一回り以上離れたオジサマ方とは平気。
2、3歳上の男子の先輩とかも飲みに行くのは問題ない。
最近はそういう機会もないですけど、会社員時代はね、上司が飲みに連れていってくれたりして。
確かに給食完食を強要されて、その後の生活に支障が出る人も多いでしょう。
ただ、もっと悪なのは、そこに便乗してからかう子ね。悪意がないからイジメと断定できないし(物的被害も無い)、その時はスルーできる。
でもそれが何年も続いて、本人も気づかないところで精神障害レベルになってしまうこともある。というのを知って欲しいわ。
陰湿なイジメとかなら、周りが気づいてあげることもできると思いますが、難しいところよね、揶揄っているのか、そのボーダーラインがさ。
大事なことなので繰り返しますよ。
その時は本人にとっても痛手でもないし、スルー出来ることかもしれない。
でも本人の気づかないところで、心の中に膿みとして積もり積もってしまうこともあるんです。
ストレスだってそうでしょ?
大したことないと思っていたものが、ある日自傷行為するくらい、自分の中で爆発してしまうような。そういう事。
あ、ストレスが溜まりすぎて、ある日突然、体が動かなくなるというのもありますね。(心療内科用語で『鉛様』という)
ま。
人と一緒に食事ができないことも、今となっては飯のタネです。