久しぶりにヅカネタです!
なんたって2017年5月にスカピンを観に行ったきり、生観劇していないという…
もうすぐ丸2年観ていない計算になるか。
「この人を生で観たい!」という人がいなくてねー。
ただ、男役さんはある日突然かっこよくなることがありますから、そこはそれ、楽しみです。
だから私、ある日突然、劇場に通い始めるかもしれません。
 
OGさんのブログを時々見たりするのですが、真琴つばささんが宙組の博多座公演『黒い瞳』を、当時の相手役風花舞さんとご観劇されたとのこと。
 

ワタシ、1000days劇場に観に行きました。
もう20年前なのねー。
あの頃はガッツリ、マミさんにハマッていたなぁ。
 
カレンダー買うわプロマイド買うわ、入待ちするわ、グッズのコロンもありました。
あんなにハマったスターさんは未だかつてマミさん1人です。
 
で、現役時代のマミさんと言えば「ほとんど男」と言えるくらい、舞台上はもとよりオフでもカッコイイお方だったのですが、あれから20年、マミさん以上に「男」っぽいトップさんっていなかったような…
瀬奈じゅんさんが近いかな。
瀬奈さんもマミさんの大ファンでしたからね。
 
『黒い瞳』は、それまで主にショーのダンス振付をしていた謝珠栄先生が初めて演出を手掛けたお芝居です。
演出だけよ。脚本は柴田侑宏先生です。
柴田先生と言えば、サヨナラ公演での餞別のセリフに定評のある方。
近年では2015年の柚希礼音主演『黒豹の如く』のラスト、本舞台上にいる出演者が銀橋にいる柚希に元星組組長(当時専科)の英真なおきさんの号令で敬礼するシーンでしょうか。
黒豹も演出は謝先生でしたね。
 
だから風花さんのサヨナラ公演であったこの『黒い瞳』でも、風花さんがじーんとくるセリフを…
と思いましたが、そんなでも無かった思い出。
 
『黒い瞳』は雪組でも再演をしていますが、この作品の相手役は娘1ではなく、明らかにプガチョフ。
一番の見どころはマーシャ(娘1)を助けに行くニコライをプガチョフが自分の馬車に乗せ、その馬車の中での掛け合いと♪ニコライとプガチョフという歌です。
これはもう、初演の真琴×紫吹淳のコンビネーションに他なりません。
当て書き?と思えるくらいの。
(原作は『大尉の娘』)
なぜに黒い瞳かって、ロシア民謡の黒い瞳という曲がバックで流れています。
あの曲は三木先生がよくタンゴのシーンで使っていますが、原曲はロシア民謡なんですよね。
 
振付家が演出をしているので、コサック達のダンスシーンも見どころでした。
それと、エカテリーナⅡ世を演じていた千紘れいかさん。
圧巻の女王っぷり。
ニコライの従者サヴェリーチの未沙のえるさんも、物語の雰囲気を壊すことなくコミカルな演技を添えています。
未沙さんのこの芝居の塩梅、どの作品でもそうなのですが、本当に「適度」で見ているほうも余計な感情が湧かなくていいのです。
たまにコミカルさを出しすぎる人もいますから。
 
わりと暗いトーンで進むお芝居ではありますが、その反動か、ショー『ボレロ・ルージュ』でのマミさんの色気ダダ漏れが。かっこよすぎました。
 
それにしてもマミさん、ご自身の当時のお顔と真風さんを間違えるって・・・。
全然違うよーーー!!
 
タカラヅカは再演モノの度にOGさんもこうして駆けつけて、それでブログにアップしてくれたりすると、当時のファンも一緒に懐かしめていいですね。
 
あー、20年前か…