こんにちは、蘭月すばるです。

スカピンのお衣装をお貸ししよう!のアドリブ、他の日は何があったのかな~なんて軽い気持ちでTwitterを漁っていたら、ぬわんと、アドリブ止めてほしいという意見が散見されるではありませんか!

 

え?

そんなにイヤですか?

 

アドリブ反対派の意見は、

「物語の世界感がこわれる」。

これに尽きます。

1794年のフランスですから、たしかにラインハルト様ネタをされたら、ねぇ?

 

でもね、初演の時はSNSが今ほどなかったし、あってもmixi、感想はブログ、って時代でしたらから今とは少し状況が異なりますが、とうこさんも時事ネタ入れてるんですよ。

ポニョとか北京オリンピックネタとかね。

 

そして、なぜここでアドリブを入れているのか?

 

んー、スカピンの見どころの1つになってしまっているので、ちょっと違うような気がするのですが・・・

実は初演の一幕終了まで、演出の小池巨匠はじめみな、スカピンがこんなに成功するとは思っていなかったみたいです。

今回、東京公演のパンフレットに演出家の言葉として書いてありますが、「安蘭には、この作品に当たったのは運が悪かったと思ってくれ、と話した」というくらい。

 

そうだったの???

 

タカラヅカファンは、フランス革命と言えば貴族側から描いた『ベルサイユのばら』ですから、イギリス貴族がフランス貴族を亡命させるこの冒険活劇はタカラヅカファンにはウケないかもしれない、と。

 

現に『紅はこべ』で上演されていましたが、反応いまひとつだったとか。

 

歌劇の公演座談会でも小池巨匠はこう発言しています。

「この物語は、よかったよかったで終わってしまうので、宝塚のミュージカルとしては盛り上がりに欠ける」

 

アドリブを入れることで、ここを見どころの1つとする苦肉の策ではないかと思うのです。

 

そして、今回が3回目の上演ということもあり、もうみなさん、殆どの観客は歌まで覚えてるでしょ?

アドリブは再演モノの新しい楽しみ方になっているのではないでしょうか?

いくら楽曲が素晴らしくても、いくらスターさんのファンが多くても、宝塚→東京という2,500人の劇場を1か月以上埋めるのは相当なものだというのは想像に難くないのです。

最近は特に空席もチラホラ・・・

 

蘭月も、物語の雰囲気を壊すアドリブ合戦には反対です。

2014年のPUCKの苦い思い出が…

残念だったのは、本セリフに混じってアドリブが多く、セリフがゴチャゴチャしてしまっていたこと。

アドリブは自由気ままに言うのではなく、観客が笑えるところでボソっと入れるからこそ面白いのになー。

今回のスカピンでは、やらなくていいところでは余計なことは言っていない。

グラパンは過去の映像で見るよりおもしろくなっていますけど、あれね、ベニだと思ってみるからやりすぎって思うのでは?

(めぐ逢いの時、ブルギニョンもやりすぎって言われてたなー)

 

お芝居のアドリブは難しいですよ。

どこで何を入れるかって。

その分、ショーのアドリブの方が自由な感じはしますよね。

 

そして、ベニといえばファンサービスが良いことでも知られていますが、彼女のサービス精神から、アドリブは日替わりで!!ってなるのでしょう。

 

アドリブばかりクローズアップされていますが、王太子に初めて会った時に歌う『ひとかけらの勇気』、お父さん並の包容力のあるベニの歌をちゃんと聞いてあげて!って、心底思いますよ。

アドリブはオマケなんだから。

 

Twitterではどうしてもアドリブのtweetが多くなるから、Twitterで情報見ている人には「アドリブ合戦!」のイメージが強くなって、「えー、そんなアドリブいらない」ってなっちゃっているのではないかと、蘭月は想像しています。

 

が、果たしてアドリブ反対派のご意見はどうなんざんしょ?