台風9号で屋根が崩れた蘭月です。
10号は甚大災害に指定されましたが、局地的にしか被害のなかった9号はスルー。
我が家の周り、軒並み(まさに軒並みという言葉はこのためにある)屋根瓦が落ちているのですが、当自治体は被害の調査を全くしていない模様。
どうなってんだ。
まぁ、屋根は大工さんが直してくれましたが。
問題はBSアンテナ!
強風であさっての方向を向いてしまいました。
そうです。
BSアンテナは少しでも角度が変わると電波を受信できません。
ということは…
宝塚スカイステージが見られない!!
そ、それは困る。
素直に電気屋さんに頼めばよいのですが、実はこのアンテナ、自分で大手電気屋さんに行って購入し、自分で設置したのです。
アラフォーの女子がやることではないかもしれませんが、私は自分の趣味の為には野を超え山を越えるタイプ。
で、自力で直すしかない。
クイッと方向を調整しましたが、全く映らない。
近所のアンテナを頼りに、アッチか?って感じで向きを合わせてみたのですが、ムリ。
仰角かな…?
2011年に購入した時の説明書を引っ張り出して、アンテナの向きを確認。
東京 224°
って、どこ基準で224°なのよ。
試しにiPhoneのコンパス機能を使いましたが、何か違うようで…
一旦断念。
しかし、今月はラ・カンタータがッ。
(初回放送は忘れていました)
なんとしてもラ・カンタータの放送日、24日までには映ってくれぇぇぇ!!
ふと、もしや東京の角度を参考にしてもダメかも、と思いたちました。
だって東京まで特急で2時間かかるんですよ!
そこでネットで「BSアンテナ 方角 千葉県」と入れてみると、スマホ版Yahoo!の検索トップに、BSコンパスというアプリがヒットしたんです。
無料だし、ものは試し、ダウンロードしてみました。
地域設定… あ、館山がある!
東京よりか館山の方が断然近いし!
それでやはりコンパス画面が出てきて、方向針(コンパスの赤色のところ)を、衛星の絵の所に合わせて下さい、と。
そうです、肝心なのは、衛星がどこにいるか。
これが分からないと話になりません。
このアプリで一番感動したのは、アンテナレベルまで表示される所です。
一人でアンテナの調整をしていると、テレビの音量を大き目にして、「音が聞こえるかどうか?」を確認しながらの作業。
もともと電気屋さん用のアンテナチェッカーは市販されているようですが、BSアンテナのチェックなんてそんなにやるものでもないですからね。
無事、タカラヅカスカイステージが難なく映りました。
そしてなんとなく、雨の日でも移りが良くなったような気が。
天気に左右されてしまうBSアンテナは、例えば「1回限りの放送」なんかで雨が降ってしまうと、ほんと悲しいものがあります。
こういうとき、ケーブルテレビがうらやましいですね。
そもそもネット回線の光ですら去年開通したばかりの地域ですから、ケーブルテレビなんて当面は来ないと思います、はい。